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雑賀千尋
2018年10月21日 18:50
日曜/晴れ雲一つない青空だった。僕は二度寝をし、昼寝をし、一日が終わった。どこの田圃でも収穫が終わった。毎週のようにどこかの田圃でトラクターが走っていた。たいていは、70歳を超えた高齢者たちだった。若くても、50代だった。残ったのは、刈り取られた稲。僕の住むあたりでは、野焼きをしている。稲を燃やした匂いがする。「煙たくて迷惑だ」と文句をおっしゃる方もいるらしい。この
2018年9月2日 17:20
日曜/晴れとか雨とかところによる平成最後の夏がおわった。残暑はもちろんある。だけど、あのどうしようもない暑さはどこかへ行った。それはそれで喜ばしいことだ。ここのところの雨で空気はすみわたり、遠くの山まで見渡せた。米の収穫をはじめているのも見た。 すずしいと感じることが増えた。夏が特別なのは、過ぎてしまったことに喪失感があることだ。ほかの季節ではこの感覚にならないと思う。もう