🌱「捲土重来」について考える

捲土重来（けんどちょうらい）

一度敗れたり失敗したりした者が、
再び勢いを盛り返して巻き返すことのたとえ。
巻き起こった土煙が再びやって来る意から。
引用：三省堂　新明解四字熟語辞典

どうも犀椛です。🌱“
白湯が美味しい季節になってきましたね。

今日は「捲土重来」という四字熟語について考えてみようと思います。
考えが凝り固まらないように注意して考えていこうと思います。

○犀椛の考える捲土重来の方法○

意味を見て最初、「土煙って煩わしいものじゃないのかな」と思いました。
でもきっと土煙にそこまで深い意味はないですね・・？
その様子が土煙が舞い上がる様と似ていたからですね。

一度敗れたり失敗した者が勢いを盛り返して巻き返す・・・
野球で9回裏ツーアウト満塁の状況でホームラン打つみたいなことですか？
少し違うか・・・返り咲くんですもんね。
去年敗れたチームが今年は勝ちに来たみたいな感じですか。

その一年、どんな思いで練習してきたんでしょう。
または負けた時に何を思ったんでしょう。

「悔しい」「来年こそ」という気持ちを持ったのかもしれない。

最近読んだ本に、自己実現について書いてありました。
「これに勝ちたい、やり返したい、褒められたいという気持ちで努力をするならそれは間違っている。
技術は向上するかもしれないが、人格が向上するわけではない。
報道でよく聞く「真面目で良いこだったのにねぇ」はそれである。」
というような内容でした。

最終目標が、「自分を向上させる」ではなく「他人よりも上の栄光」なんだと思いました。

自分にも心当たりがあります。

昔から褒められることが好きで、怒られることが嫌でした。
なので「怒られないように」を第一に学生生活を送ってきました。
結果、怒られることは少なく周りからは真面目に見えていたと思います。
ここでの「他人よりも上の栄光」というのは「怒られない偉い自分」かなと思います。

先ほど言ったように、その頃の私の人格の奥底はどうだったかというと、
他人が怒っているのが苦手で、相手の主張を聞かず、ただただ怒られていることに悲しくなって話し合いができない状態でした。

その結果、もっと自分の主張をしなくなります。
「喋らないほうが何も起こらないから相手も怒らないよね」と考えます。
そうすると相手は「言ってくれなきゃわからない」と言います。
そこで私は「察してくれよ」となります。
いろんな良くない感情が発症してしまいました。

結果喧嘩ばかりでその人とは疎遠になりました。

その経験から、他人の顔色を窺ったり、他人基準の自己は、
外見上手くいっているように見えてもいつか根底の部分でつまづくと気づきました。

野球の話に戻りますが。
去年負けた時に「来年は勝つぞ」と思うのは良いと思うんです。
きっかけですから。
その後の練習で「あのチームよりも強く」と考えていると良くないと思います。
そのチーム（目標）がもし無くなった時、且つそれをゴールにしていた時、
今までやってきたことに対して意味を見出せなくなってしまいます。
意味のない、空っぽのものだと思ってしまうかもしれません。
それが「真面目で良い子だったのにねぇ」状態であると考えます。
勉強スポーツも良く頑張ってたけど学校一美女と付き合えなくて事件を起こす、とかですね・・・最終目標が「学校一美女と付き合うこと」だったんですね。

それと逆に、「来年は勝つぞ」のきっかけから、
まず自分のチームは何が原因で負けたのか、チーム内メンバーそれぞれ自分は何が良くなかったか、相手チームと比較して考えてみる。
そこから自分を向上させるために技術を磨く。
最終目標は「勝つ」ことじゃなく「昔より良い自分になる」こと。
勝つことは目標までの小さな目標、通過点に過ぎない。

「昔より良い自分になる」と決めることは簡単なことじゃないなと自分自身思っています。
だけど、同じ考えを持った人が集まってチームならそれはそれは心強いことこの上ないと思います。

野球を例に挙げてきましたが、世界で一個の野球チームになっちゃえばいいのにと思います。

「昔より良い自分になる」ために今を過ごしていたら、他人に害がでることは起こらないだろうなと思います。
他人に構う時間ないですから。

ただ、自己実現のためには他人が必要不可欠ということも最後に付け加えます。
捲土重来とは逸れるので考えれる時にまた。

返り咲くためにはきっと正しい努力や考え方や過ごし方が大事なんだろうなと考えました。

まとめ

捲土重来について考えてみました。

捲土重来はすごくかっこいいと思ったし、私自身そうなりたいと思っています。

ただその過程で、他人と比較したりしないように、正しい認識を持っていたいです。

今日も今日とてお腹を壊している
犀椛でした。🌱”