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母の気持ち

隔離生活が性に合ってることを知りました。


こんにちは。
すでに暇な彩夏です。


ただ。
私は暇が大好きだ。
「あーー、暇やわーー」とか口に出しつつ、それを全く苦とも思っていない自分がいる。
確かに家の中を自由に行き来できない不自由さはあるけれど、なかなか満喫している。


今はもう親の役割はないと言っても、仕事、家事とバタバタ毎日を過ごしてると、何もしない毎日に不安にはなるけど。


神様がくれた休日(ただの隔離期間だよ)だと思って、あと数日。この隔離部屋で、おひとり様を満喫しようと思う。


陽性の結果が出た日。
たまたま私の母が電話をかけてきた。


母は昔から心配性だ。
案の定
「食べるものあるの?届けるから!玄関の前に置いたら電話するから、取ってな」と言い、買ってきてくれた品は大量だったけど、その日はめがねさんも不在だったから、ありがたかった。


お礼の電話をすると
「1人の日なんやから、夜中でもなんかあったら電話してきいや。すぐ行くから」
そう母は言ってくれた。


昔から私は母に甘えるのが下手だ。
弟が3人いて、いつも弟に振り回されている母に、自分までワガママを言いにくかったというのもあって「私はなんでもいい」が口癖だった。
それもあってか、大人になってからも、あまり「こうでなければ嫌だ」とこだわりも少ない。


それに対して不満はない。
母は姉弟4人に十分の愛情を注いでくれたから。
「自分のしたいことより、何より子供が大切」
私の母親像は母だけだから、私も娘にはそうなりがちだ。


私が一人暮らしをしている頃。
仕事や遊びが忙しくて、しばらく実家に連絡をしないことがあった。


久しぶりに電話すると、母に耳の鼓膜が破れるほどの大声でめちゃくちゃ怒られた。
「どんだけ心配してると思ってんの」
その時は「うるさいな、連絡せんぐらいで」と思ったけれど。


少し前、私の娘がほぼ1日LINEに既読をつけないことがあった。
友人と出かけ、LINEどころでなかっただけだったのだが、母のように怒らないにしても
「心配してんねんから、既読ぐらいつけて」とたしなめた。


今になって母の気持ちがわかる。
あの頃は干渉されることが鬱陶しくて仕方なかったけれど、それだけ心配してたんだろうな。


そんな事を初日の夜中、発熱しながら思った。
夜中、母に電話することはなかったけれど。
いつもなら何もなければわざわざ電話なんてしないけど、その日は朝起きたら母に電話を入れた。


「大丈夫やったら良かった。彩夏から電話あったら、お父さんに行くように言ってあってん」


お父さんに出動させる気やったんかーい!

親には感謝ですね。
いずれ親孝行しようと思います。


画像は《もちづき ちぃ》さんからお借りしました


では
最後までお読み頂きありがとうございます
ばいなら

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