ただ、私
頑張ってるねって言われるのが嫌いだ
だって 頑張ってなんかないから
頑張り度数が目に見えるなら 私はマイナス
だって 頑張り方わからないから
周りはどんどん進んでいって、もう見えないところまでいってる
私はただ立ち止まって、自分の足元を見つめる
頑張り方がわからないから、追いつき方も知らない
頑張っていないから 今ここなんだよ
頑張ってなかったから 今こうなってんだよ
いいところだけに目を向けさせようとして
ちっとも”私”を見てくれやしない
だけど、私は決して立ち止まらない
進んでいなくても 後ろは振り返らない
遅れを取り戻すことよりも、今の私が常にスタートだ
他人の比較に囚われることなく、自由になる
私は私の道を進んでいく、それが私の羽となる
私をただ見てほしい
私をただ理解してほしい
たったそれだけでいいの
あとがき
ただ私を見てほしい
儚く/美しく/繊細で/生きる/葛藤/幻想的で/勇敢な 詩や物語を作る糧となります