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無駄な?ケンカをしない方法


無駄な言い争いやケンカって、なるべく避けたいですよね。

思いの外、精神的ダメージが大きく落ち込んだり、ふとした時に思い出して、再度イライラしてダメージを受けたり...。

なんであんなこと言ってしまったんだろう、相手はなぜ、あんな言い方をするんだろうと、子供の頃から脳内反芻して生きてきた私の考察を、書いてみようかなと思います。

彼氏や彼女、夫婦などのパートナーはもちろん、会社やSNSでの言い争いはなるべく減らしたいもの。

子供の頃から両親の仲裁役や、友人同士の揉め事のクッションになろうとする、そんなサンドバック役を買って出てしまう私と一緒に、ケンカの原因や対策を探していきましょう。みつかるかな、どうかな。


■ 言い争いになる原因 【相手の劣等感】

日本人は劣等感の強い人が多いと言われています。最近はよく、自己肯定感が低いという表現をされていますよね。

これは、もはや義務教育の成れの果てかもしれません。みんなと同じように考え学び、足並みを揃えましょう!という日本の教育。

「みんなに出来ることが、自分にはできない」と子供の頃にショックを受けた経験が、劣等意識として植え付けられていくのです。もはや自然栽培。

あの子はあんなにかわいいのに、私なんて思考。あの人は、学歴が高くて...俺なんて思考。など、人はそれぞれなにかしら劣等感を持っています。

本当は、同じようにできなくたって、それはそれで個性なんだからいいじゃないかと思います。でも義務教育は、同じ方向を向け!と指導され、できないと怒られるし、みんなと違うと変な目で見られる。昔の軍隊教育の名残が、いまもここに。

例えば、高校のとき。

カップルが増えていった時期に、恋人が欲しいと心底思っているのに恋人ができない人は、幸せそうなカップルに劣等意識を持ち、嫉妬します。「なんであんな奴と付き合ってるんだ」と。劣等感から、イジメや誹謗中傷をする人も発生するでしょう。

幼稚園の時だったら、○○くんと手繋いでずるい!私も手繋ぐ!で済むことです。
しかし、自我の確立によって、他人に自分はどう見られているだろう、なんであの人にはできて自分にはできないんだ。と他人と比較する癖がついていくひとが多いのです。

他人と比較癖が根強くある人ほど、劣等感が強く、他人に攻撃を仕掛けてきます。顔の見えないSNSは特に多い。わざわざ仕掛けてこなくていいのにね。



■ なぜ攻撃してくるのか

劣等感が強い人は、他人と比較して、少しでもそのターゲットより優位な立場になろうとします。いわゆる、マウンティングと言われる行為。

自尊心が満たされていない人や、自分に自信がない人、俺なんか私なんか思考の人が、自然にしてしまう思考癖とも言えます。そして、それが発散されるのがSNSや、身近な人への遠回しな言葉の暴力や、嫌がらせ。

劣等感の強い人は、直接ハッキリ言う勇気もメンタルも持ち合わせていないので、遠回しに伝えてみて、反論されると言い返せないので、逃げて攻撃するを繰り返します。もしくは、ひどい時は暴力で表現するひともいるでしょう。DVがまさしくそれですよね。

すべては「相手より優位に立って、自分の自尊心を満たしたいだけ」に過ぎません。自分はすごいんだ、自分は認められたいんだ、自分は間違ってないんだと言うことを証明したいだけなのです。ただのわがままな子供です。おっと言いすぎた。

男女で脳が違うので、マウンティング方法は異なってきますが、簡単に言えば、男性は「自慢型」女性は「アピール型」かなと思います。

「俺はこんなにすげーんだぜ」を自慢し、褒められて認められたい。
「私だったらそんなことしないな」と、比較アピールし認められたい。

どちらもマウンティングであり、誰かに対しての攻撃でもあります。
他人に言われたことや、自分で言った覚えはありませんか。日常会話の中で、ごく自然に出てくると思います。それは、動物としての本能的な部分なので多少は仕方のないこと。

人間は誰だって、マウンティングをしてしまう瞬間があります。それを分かっていれば、ある程度自分でコントロールすることができるはずです。

劣等感が強すぎる人(自己肯定感の低い人)は、自分自身を受け入れられていないため、基本的に自己コントロールができません。そのため、相手を攻撃しているという事実にも気づいていない。

自分の主張や考えだけが正しい!認めてくれ!と、相手に自分より下になってほしいだけのです。上とか下とか、下ネタではありません。(んなことわかってるわ)

自己肯定感の高い人と、自己肯定感の低い人は、交わることができないのです。違う人種と割り切って、もともと会話が通じない生き物同士!と思うのが賢明です。


■ 結論

自分の考えを主張するのは、いいことです。言葉にしないと伝わらないので、言葉にすることは大事。ときには、ケンカになることもあるでしょう。相手の立場や、自分の立場を考えた上での、距離感をわきまえたケンカなら、話し合いができるのでいいことです。

ただ、話し合いのときは「この言葉を言ったら、相手はどう思うかな?」と、一呼吸置いて考えてから言葉を発したいものです。
劣等感がすごい人に、強い言葉を浴びせてしまうと、正論を突かれた時に彼らはどうしていいかわからず、逆ギレをしてくるからです。

感情に任せて言葉を並べる人は、鋭利なナイフを連続で投げているようなイメージです。言葉の攻撃力がとても高く、戦う相手によっては怖くて逃げようとしたり、逆に反撃してきます。

一呼吸置いて言葉を並べる人は、黒ひげ危機一髪のカラフルで丸っこいナイフを、ゆっくり相手の様子を見ながら指しているイメージです。攻撃力はほぼないですが、相手には確実に刺さっていきます。

自分の意見の伝え方を考えて、少し丸い表現にしてから、相手に投げるほうが、無駄に争うことが減るのです。

丸くしてから投げたものを、全く聞き入れられないような人は、精神的なレベルの違いや価値観が違いすぎるので、話し合いには向きません。
そういう場合、話してもお互いの時間がもったいないので「この人とは、話してもお互い無駄だから、試合終了!」と、心の中で考え

意見を聞き流して、さっさと話を終了させましょう。

もしくは、私のような仲裁役タイプの人間を、隣に置いておきましょう。
隣で冷静な顔しているのに、内心アワアワして、しまいにはPerfumeの泡ダンスを躍ってしまいます。冗談はさておき、本題に戻りましょうか。


■ 対策

個人的な意見で恐縮ですが、心を乱されるのが苦手な私がやっている、対策をご紹介します。

まず「私なんか思考」のひととは、なるべく関わらないようにします。自慢型の男性との初デートは、しんどくて途中で帰るような女です。

冷たい!と言えば冷たいのかもしれない。でも、私の人生に彼らは必要ないとハッキリと分かっているので、なるべく関わらないようにします。
(仕事で渋々関わった日には...プライベートなことは一切話しません)

逆に、信頼している人とは話し合うし、ぶつかることもあるし、きついことを言って喝を入れてしまうこともあります。(なんだか、すまん)

自分の人生、できることなら魅力的な人とだけ語り合いたいし、信頼している人だけに自分の足りない部分を指摘してもらいたい。信頼している人に言われると、素直に受け止められるからです。お互いにそうでしょ。

自分のことを知ろうともせず突っ込んだ話をしてくる人や、自分のことを下に見てくるような人に対しては、自分の意見はほぼ言いません。
聞き役に徹して、うんうん、なるほど!そういう考えね!という学び?にして、受け入れつつ聞き流します。

イメージとしては、砂のお山の旗を倒さないように、そーっと砂を排除する作業に近いです。
砂=彼らの意見。
旗が倒れたら、相手がキレると思ってください。旗(核心)を取りに行こうもんなら、怯えてブチギレされます。

ただ、砂の排除は、自分の神経が疲れてしまうので「このひととは、精神的な部分が合わないから、言っても無駄だな」と、"諦めの白旗”を心の中で掲げています。
島の真ん中で思い切り、白い旗を振っています。だれか、助けてくれー!なんてな。

言い争いになったとき、ふと考えてみてください。その言葉を浴びせてきた人は、あなたのことを本当に考えて言ってくれた意見なのかどうか。

あなたが危険に晒される可能性があって、心配して言ってくれた強い意見なら、聞く必要がありますよね。

しかし、ただの自分の価値観を押し付けで、俺の主張を聞いて従ってくれ!変わってくれ!という意見なら、そんなもん聞く必要もないですし、反論もしなくていいのです。

自尊心を肯定したいがための自慰行為のような意見に、関わる必要はないのです。相手の心の問題です。

世の中の劣等感よ、少しでも浄化してくださいと願って。

そして、相手の劣等感に振り回されて、疲れてしまう人が減ることを祈ってます。自分の芯があって真面目な人ほど、振り回されてしまうのでご注意ください。


今回の記事は、フォローさせていただいている金魚ちゃんの記事で「すずちゃんに、こんな記事書いてもらおうかな笑」と名前が書いてあったので、勝手に記事にしてみました。

わたし個人の意見なので、こんな考えもあるのか...と聞き流していただければ幸いです。

しんどいときは、甘いものor温かいものを食べよう!

ケンカが苦手な平和主義者より。愛を込めて。



最後の婚活のはじめかた アラサーすず*

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