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結婚相手を選ぶとき、本当に大事な5つのポイント

「失敗したらやり直せばいい!」と、簡単に片付けられない結婚。
人生で結婚する回数は、平均1〜2回。

できることなら、失敗したくない「結婚」

「本当にこの人と結婚していいのだろうか?」
「付き合ってるけど、結婚に繋がる人かな?」

これから結婚を考えている人が、なるべく失敗しないように、結婚前に確認しておきたいポイントをまとめてみました。
結婚した友人から聞いた話や、結婚した自分を客観的に見て、現実的な意見を拾ってまとめています。

これぞ、結婚のリアル。

独身で相手を選ぶ前や、婚活中に悩んだとき、ふと考えるきっかけになれば幸いです。


■ 結婚する前に、確認しておきたいポイント5つ

1. 生い立ち

パートナーの生い立ちを知っていますか。
どんな家庭環境で育ったかによって、潜在的に思い描く「結婚」への感覚に違いがあります。


例えば

・両親の愛をあまり感じずに育った場合

父か母どちらかと疎遠だった場合、自分は愛される存在なのだろうか?という潜在的な不安が、大人になっても消えないそうです。
単身赴任や残業過多など仕事で家を空けがちな両親や、片親で育った
いわゆる鍵っ子、子供ひとりで食事をとる孤食経験のある人など。

親は仕事だから家にいないという理由もわかっていますが、少なからず寂しい思いをしてきている人がほとんどです。親に愛されているのか不安なまま、大人になっていきます。

その生い立ちが関わる考え方を理解してあげないと、家族としてパートナーの不安を埋めてあげることができません。
足りなくて不安だった子供の頃の愛情は、今のパートナーが埋めてあげるしかありません。

隠れ甘えんぼう体質の人は、どちらかの両親の愛情が欠如して育っている場合が多いのです。
また、結婚や子供に対して後ろ向きな人も多いです。
生い立ちと結婚は、密接に関わっているため、相手への理解はとても大事ですよ。



・愛情深い家庭で育った場合

家族で比較的なんでも話し合える環境で育つと、ある意味「過干渉」な関係があたりまえという潜在意識が形成されています。
どこに行くにも家族に報告し、何時ごろ帰るなども共有している家族です。
これは、同じような家庭で育った人同士は「連絡するのがあたりまえ」という共通認識があるので、何かあるとすぐパートナーに報告します。隠し事が基本的にない関係です。

逆に家族関係が希薄な場合、連絡どころか今どこにいるのかすら分からないのがあたりまえ。なんで自分が飲みに行くのを、パートナーに言わないといけないの?と、感覚のズレが生じるのです。

これらは、生い立ちによる家族への潜在的な価値観なので、パートナーと話し合って着地点を探すしか方法がありません。

結婚前に、どんな家庭環境で育ったのかを、きちんと話し合い2人の着地点を探していきましょう。


2. 実家に入る入らない(両親の意思確認)

リアルな話、どちらかのご両親が同居を希望している場合、結婚したら自由度が家(両親)に依存します。
他人に干渉されたくない人にとっては、日々ストレスになることでしょう。

そして、親の介護問題は、その時になったら考えよう!では遅いです。
自立されているご両親の場合、老後の資金を貯めていて、介護はしなくていいから老人ホームに入りたいと希望されたりします。

逆に、子供への依存が抜けていないご両親の場合、もちろん一緒に住んでくれるわよね?孫も近くにいたら、嬉しいわ!という圧力をかけられる可能性が。もし、相手側の両親に言われた場合、立場上断れないため、同居したくないのに同居しなければいけなくなります。

実際に、夫側の両親の家に入った人で「仲はいいけど、勝手に部屋に入ってきてプライバシーがなさすぎてストレス」という話を聞いたことがあります。

一緒に住む住まない問題は、結婚してから確認したら、どちらかが一生我慢しなければいけない可能性が高いです。

それを防げるのは結婚する前です。
両親の本音は子供である自分が確認して、それをパートナーと共有すべきということです。
結婚する前に、ぜひパートナーと話し合っておくべきことの1つでしょう。

結婚とは、一緒にいられれば幸せ!だけでするものではないです。パートナーの周りの繋がりもすべて受け入れるのが、結婚です。



3. 金銭感覚

これが違いすぎると、極度のストレスに繋がります。積み重なる小さなストレスほど、怖いものはありません。
「なんでそんな高いもの買ってくるの?」「逆に、そんな安いもの買ってくるのが理解できない」など、金銭感覚の違いは交わることがありません。

金銭感覚は、話し合っても着地点は見つからないと思います。

できることなら、なるべく金銭感覚の近いひとと結婚したほうが、自分の精神面が健康でいられることでしょう。
お金は、精神を安定させるツールでもあるのです。


4. 怒るポイント

どんな場面でパートナーが怒るのか、どんな怒り方をするのか知っておきたいところ。
もしかしたら、物を投げて壊すタイプかもしれませんし、他人に暴言を吐いて怒りを発散するタイプかもしれません。


ケンカになったとしても、きちんと話し合って、解決しようという意思があるのかが重要です。
ただ、怒りに任せて自分の感情をぶつける人の場合、相手の気持ちまで考える余裕のない人なので、最悪の場合DVに繋がることもあります。

怒り方は、十人十色。パートナーの怒りポイントは知っておきましょう。
結婚してから「この人の怒り方無理!」では、遅いということです。

付き合っている時に「この人の怒り方は理解できるのか」を判断しておくのが自分のためです。




5. 家事や育児への考え方

対等に生きていけるかの運命がかかっています。大げさに聞こえますが、真面目な話です。

家事をしない男性は、家事や子育てをすべてしている奥さんが家で強くなっていき、頭が上がらない状態という話をチラホラ聞きます。
家で肩身が狭い男性ほど、家事をしていない人が多いです。(自業自得やんけ!笑)

逆に、家事をあたりまえにしている男性は、奥さん側のストレスがないため、家で対等な関係を築いていて、恋人同士のようなパワーバランスのまま仲良しな夫婦が多いです。

お互い家事ができないのであれば、お互い稼いで家事代行を頼めばいい。

家事能力がどの程度なのか知っておかないと、結婚後に対等な関係になれるかなれないかという、重大な問題。

あと、育児への参加をお互いイメージできるかどうかも重要です。


2人で子育てをしたいと考えている女性は、家事に協力的な男性を選ぶといいのではないでしょうか。

逆に子育てや家事に、口を出されたくない女性もいると思います。その場合は、稼ぐだけ稼いできてくれる男性を選ぶのがベストでしょう。


■ さいごに


自分の価値観と、パートナーの価値観は、付き合っているときから少しづつ確認しておくと、結婚してからの苦労が減るはずです。

離婚の原因でよく聞く「価値観の違い」

価値観なんて違うのが当たり前なので、結婚前に「許せる価値観なのか」をある程度、判断しておくことが大事です。

そして、2人で話し合って価値観の着地点を見つけることが、一緒に生きるということなのではないでしょうか。

結婚は、対等に話し合いができる相手を選ぶと、お互い居心地のいい関係が築けますよ。



最後の婚活のはじめかた アラサー すず*



「だれかに役立ちますように」と時間をかけて書いています。 あなたのサポートは、めぐりめぐって誰かのために...♪ ぐるぐる、まわる。