記事一覧

来年の日本相場

2023年、日経平均株価は7369円上昇した。要因をまとめてみる。 ・東証の株価を意識した経営の要請 ・米国との金利差をうけた歴史的なドル高円安 ・バフェットの日本株買い …

Saigoku
6か月前

絶妙な塩梅

消費者物価指数CPIは低下傾向が継続し労働市場は底堅い、消費もつよい。米国に不景気は訪れずこのまま強い経済を継続するソフトランディングになり、株式市場にとっては絶…

Saigoku
6か月前

ソフトランディングになるのか

11月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比19万9000人増と市場予想(19万人増)を上回った。失業率は10月の3.9%から3.7%に低下し、平均時給も堅調に伸びた。以前は強い…

Saigoku
6か月前

円高

米国の雇用統計や消費者物価指数などの経済指標の鈍化によりFRBによる金融引き締め緩和の見通しや米国10年債の金利低下を受け11月は日米とも株価上昇が続いた。12月に入り…

Saigoku
6か月前

輸出企業と輸入企業の為替

輸出企業は現地で商品が売れて得たドルを円に変えて社員の給与をしはらう。良いタイミングは円が安く入手できる円安ドル高のときにドルを売って円を買う。 輸入企業は仕入…

Saigoku
1年前

上昇前の下落?

12/13のCPIや、12/14のFOMCの前にWSJのフェドウォッチャーのニックティミラオス記者の書いたフェデラルファンズレートのターミナルレート(最終的な政策金利の着地点)が市…

Saigoku
1年前

米国防衛ビッグ5

米国防総省の主要契約先の「ビッグファイブ」であるロッキード・マーチン、レイセオン・テクノロジーズ、ボーイング、ノースロップ・グラマン、ゼネラル・ダイナミクスは4…

Saigoku
2年前

息子の寝言『後一個足りません。ちょっとお待ちください。』

Saigoku
2年前

円安ドル高

3月から5月9日までの急激な円安ドル高は日本の輸入企業のドル建て輸入品の支払いのため円をドルに替える円売りドル買いを急いだため。もともと円安ドル高傾向が進んでい…

Saigoku
2年前

DBAの構成銘柄

2011 年 12 月 31 日現在 パワーシェアーズ DB アグリカルチャー・ファンド 基準配分率 (%) DB アグリカルチャー・インデックス採用 コモディティ トウモロコシ 12.50 大豆…

Saigoku
2年前

石油銘柄の先行き

アメリカの強い要請でサウジアラビアをはじめ石油算出国で構成するOPECプラスは石油産出量を増加させることで一致したが、増加幅が少なかったため不足分をまかなうことはで…

Saigoku
2年前

先のない株価上昇

最近の米国株式の上昇は悪い経済指標をうけてのFRBの金融締め付け策の緩和を期待してのもの。しかし、株価が上昇すればFRBはなおさら金融引き締めをせざるをえないという状…

Saigoku
2年前

2022年は日経が米国を上回る?

米国株式相場の下落が続く中、モルガンスタンレーは「今後は運用成績で日本株が米国株を上回る」との指摘があった。欧米とは真逆の金融緩和の継続に加え、円安、PERの低さ…

Saigoku
2年前

FAANG2.0

バンクオブアメリカが株式相場を押し上げる主役が次世代のFAANGに移行したという議論を展開した。それを構成するのは、燃料(Fuels)、航空・防衛(Aerospace and defense…

Saigoku
2年前

こども

未来と現実は自分で作っていく。自分の価値観を押し付けてはいけない。

Saigoku
2年前

来年の日本相場

2023年、日経平均株価は7369円上昇した。要因をまとめてみる。
・東証の株価を意識した経営の要請
・米国との金利差をうけた歴史的なドル高円安
・バフェットの日本株買い
・コロナ禍明けの企業業績の上昇

そして来年は、
・米国利下げによる円高ドル安傾向
・日銀の金融政策の引き締め傾向

などにより日経平均株価は今年のような上昇は見込みにくく、苦しい展開になるのではないか。米国がソフトランディング

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絶妙な塩梅

消費者物価指数CPIは低下傾向が継続し労働市場は底堅い、消費もつよい。米国に不景気は訪れずこのまま強い経済を継続するソフトランディングになり、株式市場にとっては絶妙な状況か?

ソフトランディングになるのか

11月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比19万9000人増と市場予想(19万人増)を上回った。失業率は10月の3.9%から3.7%に低下し、平均時給も堅調に伸びた。以前は強い指標が出るとFRBによる金利引き上げによる金融引き締めの長期化が懸念され株価にマイナス要因だった。また、11月に発表された10月の消費者物価指数は予想を下回り金利引き下げの見通しがとよくなると一気に株価が上昇した。しかし

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円高

米国の雇用統計や消費者物価指数などの経済指標の鈍化によりFRBによる金融引き締め緩和の見通しや米国10年債の金利低下を受け11月は日米とも株価上昇が続いた。12月に入り株価の割高感と米国の金融引き締めによる景気悪化懸念が悪い材料という見方になり株価は上値が重い。
そこにきて、植田日銀総裁のマイナス金利の早期解除に前向きとも取れる発言により、日米金利差縮小を見込んだドル売り円買いが進み一時141円に

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輸出企業と輸入企業の為替

輸出企業は現地で商品が売れて得たドルを円に変えて社員の給与をしはらう。良いタイミングは円が安く入手できる円安ドル高のときにドルを売って円を買う。
輸入企業は仕入れたものをドルで支払うため円を売りドルを入手しておく必要がある。良いタイミングはドルの調達コストが安くすむ円高ドル安のとき。円を売ってドルを買う。円安ドル高は支払い料金が割高になる輸入企業の業績を圧迫する。

上昇前の下落?

12/13のCPIや、12/14のFOMCの前にWSJのフェドウォッチャーのニックティミラオス記者の書いたフェデラルファンズレートのターミナルレート(最終的な政策金利の着地点)が市場参加者が考えているものより高い数値(5.25%)になるのではという記事により湿っぽい相場になっていた。
11月のCPIは予想7.3%のところ7.1%となりインフレが収まってきたことをうかがわせる内容となりポジティブにと

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米国防衛ビッグ5

米国防総省の主要契約先の「ビッグファイブ」であるロッキード・マーチン、レイセオン・テクノロジーズ、ボーイング、ノースロップ・グラマン、ゼネラル・ダイナミクスは4月の決算説明会で、防衛費増額により恩恵を受けるだろうと認めた。ロッキード、ノースロップ、ゼネラル・ダイナミクスの株価はロシアのウクライナ侵攻開始以来、12~15%上昇している。日経新聞より

息子の寝言『後一個足りません。ちょっとお待ちください。』

円安ドル高

3月から5月9日までの急激な円安ドル高は日本の輸入企業のドル建て輸入品の支払いのため円をドルに替える円売りドル買いを急いだため。もともと円安ドル高傾向が進んでいたため急いだ。原油や天然ガスや資材の高騰でただでさえ円が多く売られやすい局面だったのにくわえてだ。

DBAの構成銘柄

2011 年 12 月 31 日現在
パワーシェアーズ DB
アグリカルチャー・ファンド
基準配分率 (%)
DB アグリカルチャー・インデックス採用
コモディティ
トウモロコシ 12.50
大豆 12.50
砂糖 12.50
生牛 12.50
ココア 11.11
コーヒー 11.11
豚赤身肉 8.33
小麦 6.25
カンザス小麦 6.25
素畜牛 4.17
綿 2.78
インデックスは年に1

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石油銘柄の先行き

アメリカの強い要請でサウジアラビアをはじめ石油算出国で構成するOPECプラスは石油産出量を増加させることで一致したが、増加幅が少なかったため不足分をまかなうことはできないと、原油先物価格は買いが入った。さらに中国上海のロックダウン解除にともなう需要増加により、さらに石油の需給がひっ迫感するのではないか。原油銘柄はもう少し持っておこう。。。

先のない株価上昇

最近の米国株式の上昇は悪い経済指標をうけてのFRBの金融締め付け策の緩和を期待してのもの。しかし、株価が上昇すればFRBはなおさら金融引き締めをせざるをえないという状況にある。

2022年は日経が米国を上回る?

米国株式相場の下落が続く中、モルガンスタンレーは「今後は運用成績で日本株が米国株を上回る」との指摘があった。欧米とは真逆の金融緩和の継続に加え、円安、PERの低さ、自己資本利益率の改善を理由に挙げた。
日経新聞

FAANG2.0

バンクオブアメリカが株式相場を押し上げる主役が次世代のFAANGに移行したという議論を展開した。それを構成するのは、燃料(Fuels)、航空・防衛(Aerospace and defense)、農業(Agriculture)、原子力・再生エネルギー(Nuclear and renewables)、貴金属・鉱物(Gold and metals/minerals)だ。
日経新聞

こども

未来と現実は自分で作っていく。自分の価値観を押し付けてはいけない。