ソフトランディングになるのか
11月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比19万9000人増と市場予想(19万人増)を上回った。失業率は10月の3.9%から3.7%に低下し、平均時給も堅調に伸びた。以前は強い指標が出るとFRBによる金利引き上げによる金融引き締めの長期化が懸念され株価にマイナス要因だった。また、11月に発表された10月の消費者物価指数は予想を下回り金利引き下げの見通しがとよくなると一気に株価が上昇した。しかし12
月に入ると株価の上昇が鈍くなった。投資家が今度は金融引き締めの効果が現れて