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Web3の落とし穴(語られないメリット付き)

Web3起業家のTakaです〜
最近思ったのが、同じニックネームが多い!ということで、
いつかTakaの共同所有NFTみたいなもの作ろうかなって、思ってみたりみなかったり。。。
今回はWeb3でやっている一人として、あんまり紹介するメリットがないこの業界の実態についてNoteします!

小さな誇張と、ポジショントーク

現在、Web3やDAO、NFTといったワードがバズってますよね。実は、こうゆう時が一番本質を見落としがちだと思うんですよね。(僕自身もやりがち)
正直、現状はPRの為や、差別化のためにWeb3ワードが使われていることが多いです!
実際に、ユーザーを考えるならWeb2でやったほうがいいよねってサービス結構あります。
例えばゲームがまさにそれで、Web3のブロックチェーンゲームって正直、
「何年前だよっ!」て、ツッコミたくなるようなものばかりですよね。
これらが流行るのはゲームの本質である”面白さ”ではなく、”投機”が目的になっているからです。
投機が目的だから、利益のためのポジショントークは容易に想像できる
のでは、と思います。
また、それ以外にも誰かが投資した先のプロジェクトの価値を上げるために
ブロックチェーンではおよそ不可能であろうことを、あたかも「すぐにできる!」と煽るようなPRが時々あります。(特に海外では。)
このような一部を切り取って、話がいろんな方々の目に入ることで、
Web3技術はまるで魔法のような技術と捉えられがちなのです。
(NFTとか、いろんな物議がかもち出されていますよね。)

Web3技術(Blockchain)のデメリット

じゃあなぜWeb3は誇張気味なのか、Blockchainのデメリットをお話しします。(ただ、僕自身技術者ではないので、詳しい話は省略します。)

  • Web3がWeb2を超える処理能力・スピード・コスト・汎用性を備えることは、技術の根本的に不可能である

  • すごい方々のおかげでWeb3技術は必ず進化していくが、その分Web2も比例して進化していく

  • Blockchainに刻まれたデータの改竄はほぼ不可能だが、その反面、修正も相当に困難(ほぼ不可能)

  • 何かを実行するときに、都度合意形成が必要となる(DAOがイメージしやすい)

  • 個人情報といったセンシティブなものが扱えない

  • 規制やユーザー保護が整っていない

その他いろいろありますが、ここでは普段語られないようなことを中心に記載しました。

Blockchainのメリット

ただ、Web3起業家として、悪いことばっか書くのもつまらないので、
ここからは良い側面についても少し触れたいと思います!

  • データベースの超分散化(非中央集権)

  • 自分のデータ(Walletなど)他人に任せるのではなく、自分の管理下における

  • 不正がほぼ不可能

  • 透明性

  • ほぼ変更が行われないもの(主にデータなど)は、一度Blockchainにイニシャルコストを支払って刻んでしまえばランニングコストはかからない。

  • サーバー維持費がかからない(ユーザー側が必要なGas代を支払っている)

もちろんメリットはまだまだありますが、Blockchainに向き合っていく上でこれらを把握しているとだいぶ違うかなと思います!

個人的な向き合い方

Web3を使うのは、手段であって目的ではない。
ので、合理的にどの技術を使うかを決めていくのがいいと思います。
個人的解釈ですが、Web3の本質は、便利になった世の中を、より豊かな世界へアップデートしていくことにある思うんですね。
また、Web2,3といったように、まるで隔たりがあるような表現がされがちですが、これらを含めてWeb!なんです。
ですので、Web3技術に執着することで、これまで構築してきた利便性を手放すのは、ちょっともったいじゃないのかな。
って思っている次第であります。

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