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【退職エントリ】give&giveの精神を大事に
お久しぶりの投稿になります。かずのすけです。
この度1年ほど務めた株式会社サインアンドを退職することになりましたので、ご挨拶させて頂きます。
このnoteでは
・取り組んでいた業務
・退職理由
・サイアンドで学んだ事
・今後に向けて
について書きたいと思います。
取り組んでいた業務
まず取り組んでいた業務について簡単に触れたいと思います。
・開発業務
・調査業務
私は主に上記の2つの業務に取り組んでいました。
開発業務ではサイアンドの主力サービスである「fuestagram」のβ版開発を担当しました。
調査業務では「越境配達業者はどこが安くておすすめか」などを調査し、資料にまとめるといった業務に取り組んでいました。
やめる理由
次に退職を決めた理由ですが以下の2点です。
・会社のリズムに合わせるのに疲弊した
・学生生活残り1年で他の経験を積んでおきたいと考えるようになった
①会社のリズムに合わせるのに疲弊した
今年に入ってから個人的に就活等で、余裕のない生活となっていました。
その中でサイアンドの業務は
「今日中、もしくは明日中にこのタスクお願いします」
といったように割と無茶振りの多いものでした。
私自身きちんと自分の事情を伝えるという努力をすべきでしたが、その時は中々できず、一人パニック状態になることも多々ありました。
またサイアンドの業務は全て代表である丹保さんを経由しています。
そのような状況の中で丹保さん自身の体調が優れない期間が続き、
「今日のミーティングはきちんと定刻に始まるのだろうか?」
「zoomを開いて代表の機嫌がよくなかったら怖いな」
など具体的なタスク以外のところで精神的にストレスを抱えるようになっていました。
あまりに気になった時は
「僕やインターンとのミーティング中にiQOSはやめましょう」
「ミーティング中に席を立ってトイレに行こうとしたり、コンビニ行ってもいい?と聞いたりするのはやめてください」
(コンビニと言い出した時は、流石に良くないので、その場で怒って引き留めました)
など自分の思いを伝えるようにしていました。
しかし、一度持ち始めた不信感を中々、拭う事ができず退職を考えるようになりました。
サイアンドという会社の改善すべき点を自分が自ら先陣を切って変えていくという選択肢も考えましたが、以下の②番の理由との兼ね合いで断念しました。
②学生生活残り1年で他の経験を積んでおきたいと考えるようになった
就活をしている中で自分は圧倒的に経験不足だと思うようになりました。
就活では自分の行く道を決めるために、様々な人のお話を聞く機会があります。
その中で自分がカッコいいと思った人たちの共通点は
「圧倒的な経験値に裏付けされた仮説や実行力」
であることに気付きました。
例えば林業に本気で取り組もうとしているAさんについて少し触れます。
Aさんは私と同じように大学で林学を学び、衰退産業である林業に課題意識を持っています。
私自身も木材産業の現状に課題意識を持っており、ここまではAさんと自分に差はありません。
しかしAさんは私と違って、実際に林業分野の現場に赴き沢山の情報や経験を一次情報として得ていました。
経験や情報があるから、自分自身で仮説をたてることができる。
そして自分の課題をよりクリアにできていることで、次なる行動をとれる。
そういったサイクルによってAさんはどんどん前進していました。
一方で自分は教科書や研究室で得た二次情報に踊らされて、実際の現場のことは何も知らない。
情報がないが故に行動が鈍ってしまう。
そういった負のサイクルに入っていることに気付きました。
この気付きから自分に今、必要なのは「情報や経験」だと思うようになりました。
学生生活も残り1年です。
時間という武器を最大限に活用できるこの時期に、もっと沢山の経験をしておきたいとの思い、退職を決めました。
例えば先ほどの林業や木材の例でいくと、実際に山に行き、現場での情報や経験を得たいと考えています。
(近いうちに滋賀に山仕事に行く予定です。)
学んだ事
私は以下の2つの事をサイアンドから学んだと自負しています。
・give&giveの精神
・問題解決に向けて自走する力
①give&giveの精神
サイアンドの根底に流れる精神は「Give&Give」であると感じています。
究極まで「Give&Give」した先に、自社の利益があるという姿勢を代表の丹保さん自身が貫いているように思います。
この精神があるからこそサイアンドという会社は、1年間続いてきたのだと考えています。
お客さんの課題に対して誰よりも深く思考を巡らせ実行する。
そんな姿勢がサイアンドを支えているのだと思います。
またこの姿勢が発揮されるのは社内に向けてもです。
私自身、「ブラインドタッチできません」「SEOって美味しんですか?」みたいな状況から懇切丁寧に仕事を教えて頂きました。
サイアンドはどこよりも「人に対する投資」を実践している会社だと思います。
業務に関係のあることはもちろん、プライベートなことであっても
「え、そこまで一緒に考えてくれるんですか?」
と思うレベルまでサポートしてもらいました。
このgive&giveの精神についは丹保さんに出会った5年前からずっと感じているので、サイアンドという会社を経営しているからっていうわけではないと思います。
丹保さん自身の根底に流れる精神なんだろうと勝手に思っています。
お客さんとの関係や自分自身がされて嬉しかった経験から、
「Give&Giveの精神」で取り組むことの重要性
を学びました。
サイアンドで学んだ人と接する上で重要な姿勢を、今後の生活にも活かしていきます。
③問題解決に向けて自走する力
サイアンドの業務は普通のアルバイトと比べて、抽象度が高めです。
ふわっと投げられていかにその期待に答えられるかが試されます。
そういった環境の中で約1年間、業務に取り組むことで問題解決に向けて
・解決方法を自分で調べる
・問題解決に必要なスキルを自ら学ぶ
・実際に問題解決までやり切る
といった能力を開発することができたと感じています。
今後に向けて
サイアンドで学んだ事を活かしながら更なる自己研鑽に励んでいきたいと考えています。
サイアンドでは
・人に対する姿勢の重要性
・問題を自力で解決する力
を学ぶことができました。
一方で
・目標達成に向けて仮説を構築する力
・決める力
・忖度しない力
についてはまだまだ未熟であると確認できました。
未熟な能力については今後、別の活動を通して引き上げていこうと思っています。
ただその際に自分を支えてくれるのは、代表である丹保さんから学んだ力だと確信しています。
サイアンドで培った力を存分に発揮し、次なるステージで更なる飛躍をしていきます。
改めてサイアンドそして丹保さんに感謝をお伝えしたいです。
長い間お世話になりました。
本当にありがとうございました。
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