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僕達は この長い旅路の果てに何を想う

皆さま、こんにちは!Kanaです。

2週間の夏休みを経て、久しぶりの更新となります。しかも金曜日の担当のはずが、気づけばもう日曜日になっている…時差ということでお許しくださいませ🌙

さて、私が何をしていたかといいますと、旅に出ておりました。

灼熱地獄の南スペインから、緑豊かな北スペイン・アストゥリアス地方を目指して。走行距離1000㎞超のロードトリップです🚙!

といっても、ひどく車酔いする上、そもそも免許すら持ってないという私が一人で車道に繰り出せるはずもなく。

きっかけは、南米のチリに住むお友達カップルのお誘いでした。

彼らとの出会いは3年半前。私がまだ東京に住んでいて、心身のバランスを崩して会社を休職し思い悩んでいたころ。

「すごく素敵な友達がチリから来てるから、一緒にご飯でも行かない?」

大学の友人に誘われ、二つ返事でOKしたのを覚えています。そこで出会ったのがチュースとAkikoさんでした。

職業:旅人・大工・元パン職人なスペイン人のチュースと、言語聴覚士→青年海外協力隊→チリの大学講師&おにぎりスタンド経営という経歴なAkikoさん。

そんなプロフィールだけでも興味しんしんなのに、なんとお二人は、エコヴィレッジと呼ばれる小さなコミュニティで、電気も水も住む家も(!)自分たちで作って生活しながら、時間を見つけては2人で旅に出かける生活を送っているというではないですか!

そんな自由で面白い人生、あるの!?!?

今の会社を辞めた方がいいのか、どこに転職したらいいのか…そんな小さな悩みの中でおぼれそうになっていた私に稲妻が走ったのを覚えています。

「人生何とでもなるよ。自由に選んだらいいんじゃない?」

うわぁ、この2人にそんなん言われたら説得力しかない!

こうして背中を押してもらった私は、めぐりめぐってスペインに来ることを決断することができたのでした。

それから3年半が経ち、なんとスペイン滞在中のお二人が、チュースの実家アストゥリアスから私の住むセビージャまで車で遊びに来てくれるとのこと!

そして「アストゥリアスまで一緒に来る?」と誘ってくれたのです。

こんな面白い2人と旅できる!?答えはもちろん、行っきまーーーーす!!!!!

そんなこんなで、私たちの旅路がスタートしたのでした。

…と前置きを書いておいて、旅の話は今日はここまでにしようと思います。(笑)

というのもこの2週間、本当に色んな出来事や出会いがあって、その中で思ったこと感じたことを自分なりに消化するのにまだまだ時間がかかりそうなんです。

帰ってきて思うのは、遠い未来に自分の人生を振り返った時、「ここは間違いなくターニングポイントだった」と思える時間だったということ。

3年半前も今回も、変化の真っただ中にいる私の背中を押すキーパーソンとして現れてくれたお二人には感謝の気持ちでいっぱいです。生き方のヒントをたくさん得ることができました。

まだまだ消化できていないなりに、今の私の言葉でまとめてみます。

・コミュニティ(共同生活)=新しい家族の形。愛する家族や仲間、友人たちとコミュニティを築き、共に生きていきたいという自分の夢に気づけた。

自分にとっての“正しい居場所(in the right place)”にいることの重要性。それを正しく選ぶという一歩を踏み出しさえすれば、必要なものや出会いが驚くほどスムーズに繋がっていくものだ。

自分がどんな人たちといるかによって、交わされる言葉や考え方、取り巻く現実が驚くほど変わる。例え同じ町や国の住人だとしても、どのコミュニティに属するかによって見える景色や生きる環境は千差万別。

・人生は出会いと健康がすべて(笑)

まだまだ掘り起こしたい想いはある気がするけど、それにはもうすこし発酵が必要そう。うーん、書きたいのに書けないって、すごくもどかしい!でもきっと、言葉にされないものに意義はちゃんとあるからいいんだ。

まだまだ旅の余韻に浸りつつ、これからも思うことを綴っていこうと思います。

Kanaでした!

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