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大学時代は本の虫。3月28日。

こんばんは。さいさいです。
毎日note28日目。
急に寒くなったかと思えば
外は雪。
3月も終わりなのにびっくりです。
さてさて…昨日のnoteで
進路の話を書いたので、
大学時代に読んだ本について
書こうと思います。

◆仲間の存在

大学生の頃は、授業に行って、
バイトに行って、サークルに行って、
という日々だったのですが
自由に使える時間が多くあったので
小説を次から次へと読んでいました。
その中でいわゆる青春小説を
たくさん読んだように思います。
そこで気づいたことは、
仲間の存在でした。
印象に残っているのは、コレ。
『風が強く吹いている』三浦しをん

箱根駅伝を目指し、
個性的な10人でたすきをつなぐお話。
スポーツや音楽をやっていて、
チームの意識は持っていたけれど、
”仲間”という存在を知ったのは
この本のおかげだなって思います。
速く走るというよりも、
”強く走る”ということ。
物語が進むにつれて
メンバーがみな強くなっていく!!
それぞれ違ったかっこよさがあって
いいなって思ったのを
今でもよく覚えています。

◆ていねいに暮らす

青春小説も好きだったのですが、
自分自身の生き方というか
モットーというか
テーマとなるものに出会えたのは
この本がきっかけです。
『食堂かたつむり』小川糸

1日1組限定でおもてなしをする小さな食堂の物語。
この本を読んで思ったのは
料理にはたくさんの想いが
詰まっているということ。
つくるということは
想いをカタチにするということ。
そして、
ていねいにつくった分
想いが伝わるということ。
この本とは直接関係ないかもしれないけれど
日々ていねいに生きることで
たくさんの想いをカタチにしていける
なと
確信したのでした。

◆ご縁をつなぐ

最後に、ご縁の大事さに気づかされた本。
『切れない糸』坂木司

この本を読んだきっかけは、
プレゼントしてもらったからなのです。
本屋さんでバイトをしていたと
以前noteにも書きましたが、
バイトを辞める際に
ブックカバーとこの本を餞別として
渡してくれた先輩がいました。
いつも、ピンチのときにフォローしてくれた。
だからとてつもなく嬉しかったのです。
そして本を読んでみて、なおさら。
この本は、
家業のクリーニング店を継ぐことになった主人公が
集荷作業をしていくなかで謎に出くわす物語。
商店街を舞台に、人のあたたかさ、
そして成長を感じることのできるお話です。
普段は少し忘れてしまいがちな
つながりやご縁に改めて目を向けるきっかけを
もらえる素敵な1冊でした。
     ☆   
今日は3冊の本をご紹介しましたが
まだまだおすすめしたい本がたくさんあり過ぎる!!
別の機会にnoteに書きますね♪
それでは。また明日♪

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