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水木しげる先生の自伝漫画で学ぶ人生の教訓


過去の記事はこちらです。

水木しげるは、漫画家としてだけでなく、妖怪研究家としても活躍しました。彼の作品には、妖怪と人間の関係や、死後の世界や自然の不思議など、日本の伝統的な文化や思想が反映されています。彼は、自分の戦争体験や幼少期の「のんのんばあ」から聞いた妖怪話など、自分の人生を通じて感じたことや学んだことを、妖怪を通して読者に伝えようとしました。

水木しげるが伝えたかったことの一つは、妖怪と人間の共存です。彼の代表作『ゲゲゲの鬼太郎』では、妖怪と人間が対立したり協力したりしながら、様々な問題に立ち向かっていきます。水木しげるは、妖怪と人間は違う存在ではなく、同じ自然の一部であり、互いに理解し尊重しあうべきだというメッセージを込めていました。

もう一つは、死というテーマです。水木しげるは、戦争で左腕を失ったり、仲間や家族を亡くしたりと、死と向き合う経験を多くしました。彼は、死は恐れるものではなく、受け入れるものだと考えていました。彼の作品には、死者の霊や地獄の光景など、死後の世界が描かれていますが、それは、死をタブー視する現代社会に対する挑戦でもありました。彼は、死を自然なこととして認め、死者と生者のつながりを大切にすることを、読者に伝えたかったのです。

水木しげるは、妖怪と死という日本人にとって身近でありながら、忘れられつつあるものを、漫画という形で再び蘇らせました。彼の作品は、日本の文化や精神を伝えるだけでなく、人間と自然の関係や、生きることの意味など、普遍的なテーマにも触れています。彼の作品は、読者の心に響くだけでなく、考えさせるものでもあります。

P.S.
いかがでしたでしょうか。
最初は鬼太郎は人間と妖怪は関わってはいけないって言うのですが、最終的にはもしかしたら共存なのかもしれません。

対立することはありながらも、協力することもありますね。

映画を通してみると互いに理解し尊重しあうというのも分かるような。

少しでも参考になれば幸いです😌✨

【映画のPV】

映画を観終えた後にこれらの記事を読むと、より理解が深まると思います✨
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