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私が高校でぼっちになった話。

私はどちらかといえば多くの友達に囲まれながら義務教育を終えたわけだが、高校では半分くらいをぼっちで過ごした。



あれは入学して間もなく。部活動を選ばなければならなかった訳だが私は帰宅部を選んだ。と思えば両親が快く思わず仕方なく中学まで続けた剣道部を選択した。



体験入部にいくとパッとしない数人がいるだけだった。正直こんな人らと仲良くしても仕方がないと思った。そしてやる気のない私は当然のようにすぐに幽霊部員となり、同じクラスにいた部員からは当然避けられた。剣道部に数人しか入らなかったのもあるのだろう。試合の人数にも達してない。それなりに悔しかったのだろうか。まあどうでもいいか。



しかしその部員はいつの間にかクラスの中心的な存在の一員となっていった。バカにしていたそいつがだ。こうなってはもうそこいらと接することなどできない。席が近いというだけで少しばかり一緒にいたクラスメイトにもお前といると恥ずかしいと言われ縁を切られた。あれは今でも忘れられない。



水泳部の見るからにあれなアフロ頭数人組にもあからさまに見下されていた。内心キレそうだった。結構だ。お前らなんかとつるむくらいならひとりで結構だ。こうして私はぼっちになった。人を見下し続けたツケが回った。人生で一番楽しくない期間だったな。






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部活の思い出

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