父から学ぶこと・・・ハム・ソーセージ・サラミ・・・
コロナでGWの帰省ができなくなった私たちの家に
父がたくさんのハムやソーセージを送ってくれた
こんな文章を添えて
「今、kicoの冷蔵庫にはハム、ソーセージ、サラミ等がたっぷりとストックされていると思いますが、ものすごく豊かな気分になりませんか?とても美味しくて栄養価が高くて日持ちがして調理の手間がかからない。あとはパンとチーズといくらかの野菜があれば長期間生きていける。昔の人たちは晩秋に沢山のハム、ソーセージ、ベーコン、ジャム、ピクルスなどを仕込んで厳しい冬に備えました。これが正にハム・ソーセージ類の本領です。コロナのせいで食肉加工品は良く売れています。父ちゃんの仕事も悪くないでしょう。」
父は「肉が好き」という理由で
地元で古くからある肉屋(食肉加工メーカー)で働いている
スーパーや百貨店に自社の商品を売り込むという営業を経験し
(肉を切る職人から包丁を投げられたり、、
それは結構大変な時もあったらしい、、)
その後、肉のバイヤーとして活躍した
幼い頃は、買い付けの仕事で
オーストラリアによく出張していて
わたしの中での海外は
父が出張に行く場所っていうところからスタートした
幼い頃、父は仕事ばっかりだったけど
休みの日には仕事ついでに会社に連れて行ってくれたり
(大きな冷凍庫に、ほとんど捌きたての自分の身長以上に大きい肉がぶら下がっているのを見た時の衝撃は今でも忘れられない)
会社の人たちとのBBQに参加させてくれたり
会社の新年会に参加させてくれて
社長や会長にお年玉をもらったこともあった
父は仕事が「いいものだ」ということを教えてくれた
だからいつからというか、気づいた頃からずっと
父の仕事に対する姿勢を尊敬している
父の肉への愛は計り知れない
肉関連のことなら、当然でしょうというように
何でも知っている
何年かずっと前に狂牛病が流行ったときは、
専門家でもないのに
地元のニュースでしゃべってた
ステーキを焼けば、そこらへんのシェフより美味しい
そして、とてつもなく嬉しそうに焼く
ある日はこんなメールがきた「親しい肉屋さんから和牛のミックスホルモンを戴いたので今夜はスンドゥブチゲともつ鍋をMIXしたようなチゲを作ろうと思っています。多分、相当美味しいと思います。都合が合えばLINEで中継しますね。」
(うん!相当美味しいだろうね!
でもLINEで作るところを中継?笑
って思った)
父はきっとよく知っている
自分の好きを
仕事も人生の楽しみ方も
何がいいもので、
何が自分にとっていらないものか
何が自分にとって贅沢で
何が自分にとって幸せかという本質を 知っている
わたしも将来子どもができたら
言いたいと思った
「ママの仕事、悪くないでしょう」
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