野田ヒロヒサ / 高卒採用のリアルを発信

キャリアコンサルタントの私が、工業高校の進路指導部で就職支援を始めて7年。多くの生徒たち、そして企業と関わってきました。学校に居るからこそ分かる、“リアルな情報”を発信。高校採用のヒントがいっぱいです。

野田ヒロヒサ / 高卒採用のリアルを発信

キャリアコンサルタントの私が、工業高校の進路指導部で就職支援を始めて7年。多くの生徒たち、そして企業と関わってきました。学校に居るからこそ分かる、“リアルな情報”を発信。高校採用のヒントがいっぱいです。

最近の記事

高卒採用~2025年に向け企業がやるべき準備と注意点

私が勤務する工業高校は、学校推薦での就職を希望する全生徒の内定が決定。進路指導部、そして企業は次年度に向けた動きを始めています。 そこで今回は、2025年に高卒採用を計画する企業がやるべき準備、そして注意点を解説します。 2025年シーズンに向け企業がやるべき準備とは?2025年に向けて、企業がやるべき準備を列記します。 今年の採用活動を振り返る 2025年に向けてツールを準備する アプローチする高校をピックアップする 詳しく解説しましょう。 今年の採用活動の振

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      毎年7月1日には、高卒新卒向けの求人票が公開されます。この求人票、学校にどのように届けられ、生徒に閲覧されているのかご存じですか? 今回の記事では、公開された求人票が学校にどのような方法で届き、生徒に閲覧されているのかについてお話したいと思います。 高卒採用の求人票は、どのような方法で学校に届くのか?しつこいようですが、高校生の新卒採用は学校を通して行われます。ということは、7月1日に公開された求人票は、学校を通って(学校が受け付けて)初めて生徒に公開~閲覧されるというこ

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          前回の記事では、学校のキーパーソンに対するアプローチが重要な理由をお話しました。では実際、どのような方法でアプローチすればよいのでしょうか? 高校生の求人倍率は、今や大卒以上です。今回は、この現状を打破し少しでも成功に近づくための、学校へのアプローチ方法を紹介しましょう。 キーパーソンへの具体的なアプローチ方法学校に対するアプローチは、キーパーソンに向けて行います。これは、前回までの記事で述べた通りです。 では、どのような方法でアプローチするのか?具体的なアプローチ方法

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          高校生の新卒採用はキーパーソンを意識する!

          2023年、高校生の求人倍率は3.52倍と過去最高を記録しています(厚労省調べ)。「求人票を提出すれば新卒を採用できる」、なんて簡単な話ではないのです。 では、どうすれば成果をあげることができるのでしょうか? ぶっちゃけ、簡単ではありません。しかし、重要なポイントがいくつかあります。 今回は、そのポイントのひとつである「学校のキーパーソンを意識する」ことについてお話しましょう。 高卒採用の成果を左右するキーパーソンの存在高校生の新卒採用は、制度上、学校を通して行われま

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          ご挨拶キャリアコンサルタントの「野田ヒロヒサ」と申します。これから「note」を通じて、高校生の新卒採用に関する情報を発信していきます。 学校は、「勉強の場」です。当然ですが、勉強を優先します。それゆえ、大切な仕事を決める高校生の就活は、3年次における「一時的なイベント」でしかありません。 おまけに、高卒の採用については「制度の壁」があり、生徒や学校の実情が広く認知されていない状況があります。 こういった現実を前に、様々な「負の影響」を受けているのが、「生徒」であり「企

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