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高卒採用~企業がアプローチする時期は「いつ」がベストなのか?

今回は、企業が学校にアプローチする効果的な時期について解説します。

高卒採用で企業情報を発信する効果的な時期とは?

アプローチ(企業情報の発信)の時期は、3つに分けて考えます。

#1:1回目は、新年度になる直前の3月にアプローチする
#2:2回目は、高校総体県予選の前後(5月末or6月初旬)にアプローチする#3:3回目は、7月1日以降の早い段階に求人票を持参する

詳しく解説しましょう。

#1
新年度になる直前の3月とは、3学期の終盤ということです。この頃、4月に新3年生となる2年生を対象に「三者面談」が実施されます。しかしこの時期、多くの生徒は企業を選択できていません。

ここを狙って、1回目のアプローチ(情報発信)を行います。この時期のアプローチは、担任に行うのがベストです。提供した企業情報が、企業を選択できていない生徒に向け、三者面談で紹介される可能性があります。

#2
高校総体は、スポーツ系の部活で頑張っている生徒にとって、高校生活のハイライトとも言えるイベントです。よって、多くの生徒は高校総体が終わるまで「就活モード」にはならないのが現実です。

高校総体の県予選が終わって、ようやく気持ちが就活モードに切り替わります。それが、5月末~6月初旬。その前後に、2回目のアプローチ行います。

#3
以前の記事「高卒採用を成功させる学校へのアプローチ方法とは?」でも書きました、求人票は必ず学校に持込みましょう(持参しましょう)。求人票の持込みは、最終アプローチと考えてください。キーパーソンを絞り込み、アポを取って持込みます。

「3回目のアプローチ=求人票の持込み」は、7月1日以降、できるだけ早い段階で行いましょう。

前回の記事でお話した通り、解禁日前に生徒の意思決定は終わっています。生徒は、希望する企業の求人票を待っている状態です。一刻も早く、届けてあげましょう。

地道な活動で学校との信頼関係を築く

今回は、企業が学校にアプローチする効果的な時期についてお話しました。

高校生の求人倍率が高いことは、これまでの記事で紹介した通りです。最初から成果につながることは、極めて「稀」です。しかし、仮に良い結果がでなくても、その後のフォローアップが学校との信頼関係につながります。

高卒採用に近道はありません。当然、マジックもありません。「地味な活動を続け、それを検証し、また活動する。アプローチを続けることが。結局、最も効果的な方法と言えるのです。

それではまた!

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