![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137721264/rectangle_large_type_2_1da8e27031c4050f30d6d5756a84eb47.png?width=800)
「高卒採用」キーパーソンを意識すべき理由とは?
前回の記事では、高校生を新卒で採用する場合、学校のキーパーソンにアプローチすることの重要性をお話しました。
誰にアプローチするのか?優先順位を再度確認しておきましょう。
1.担任
2.学年主任
3.進路指導主事
4.進路指導部職員
5.学科長(実業系高校の場合)
今回は、その理由を解説します。
キーパーソンを意識すべき理由
キーパーソンを意識すべき理由は、次の通りです。
生徒の状況を把握している
生徒に対する影響力が大きい
生徒が企業を選べなくなっている
ひとつずつ解説します。
生徒の状況を把握している
アプローチ先の優先順位は、生徒の状況を詳しく把握しているレベルの差でもあります。上位のキーパーソンほど、生徒の状況を詳しく把握しています。
制度上、生徒に直接アプローチできないのであれば、生徒の状況を詳しく把握しているキーパーソンにアプローチする。当然と言えば当然と言えるでしょう。
生徒に対する影響力が大きい
キーパーソンを意識すべき理由の2つ目は、生徒に対する影響力の大きさです。上位のキーパーソンほど、生徒に対する影響力が大きくなります。
特に、担任の影響力は絶大です。アプローチする際は、担任を中心に据えた戦略の立案をおすすめします。
生徒が企業を選べなくなっている
これは深刻な問題です。原因は、自分の働く姿をイメージできないことにあります。学校におけるキャリア教育が、「小・中・高」と全く機能していない証でしょう。
このような理由から、職業を選択する際、生徒に近い第三者が意思決定に関わってきます。最も大きな存在は、保護者です。しかし、保護者にアプローチするの現実的に難しいでしょう。
となれば、やはり学校のキーパーソンにアプローチするのが最も合理的といえるのです。
※特記事項
「生徒が仕事を選べなくなっている」ことについては、別途詳しく記事にするつもりです。
次回
以上、高卒採用でキーパーソンを意識すべき理由を解説しました。では、どのようにアプローチすればよいのでしょうか?
次回は、アプローチする際の具体的な施策をお話します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?