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【読書】『転職の思考法』に学ぶ、転職の本質について


この本は、ずいぶん前に私が転職について悩んでいた頃に読んだ本です。

結果として本を読んだ後に転職しなかったですが…仕事や転職に対する心構えなど色々と私に教えてくれた本です。

〈初めての意思決定〉


“ 転職とは「初めての意思決定」
転職とは「何かを手にすること」ではなく『何かを手放す』ことである。”

手に入れるよりも、手放すこと(同僚、肩書き、勤務年数)の方が多い気もします。
特に『隣の芝が青く見える』時にこそ、この言葉を思い出します。

それでも必要ならば転職はありと思います。

〈就職がゴール〉


“ 楽をするために勉強してきた人間は楽をするために就職する。「安定」がモチベーションな人は何も努力しない。”

少し厳しい言葉ですが、大学生で大学の卒業証書を貰うために高い学費を払って行ってる人を多く見かけます。

決して楽ではないと思いますが、就職した途端その後、本も読まず、勉強せずに過ごす社会人もまた多い。

私も然りです。20代の頃にもっと本に触れていれば勉強すればと今になって思います。

結局のところ人生、一生勉強ですよね。

〈小さな種〉


“ 君がやりたいことの種を見つけ始めたのだとしたら、決して小さな種を殺してはいけない。

その「やりたいこと(種)」を大きくするプロセスを大事にしろ。”

芽が出る前に、種を蒔く前に、「どうせ無理だ」と小さな種を放り投げる前に「とりあえず、やってみよ」というダメ元で小さな種に水を与えてみるのも良いかもしれませんね。

結果よりもプロセスがなによりも大切。


〈転職は悪〉

“ 「転職は悪」という価値観は“新たな選択肢を放棄し、努力も放棄した者の姑息な言い訳”にすぎない。

ここにしか居場所が無いと思い込むため会社に「NO」が言えない。”

辛辣な言葉で書きながら私も胸が痛いです。。

ただ「お前みたいな奴が転職して他のとこでやっていけるか!」という人がいます。

それは違うと思うし、きっと次のとこで新しい居場所を見つけられるかもしれません。

引き止めたいために、人格否定に近いこと言われて居続けるよりも変わった方がきっと賢明だと私は思います。

〈おわり〉

昔は本当に転職ばっかり考えていました。

今もたまに考えますが、ただ少し変わったのは「今の会社で何か自分が変われることはあるのかな?」と考え方が変わって来ました。

会社は変わらないけど自分自身の気持ちや仕事への向き合い方は変えることもできるんじゃないかと。

人それぞれ転職するなり長く勤めるのも人生の送り方のように多種多様で、たくさん悩んでも良いと思います。

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