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【SAGOJO旅人インタビュー】旅行先で世界の旅人が集まるイベントを企画!旅するフリーランス薬剤師/しまっこさん

旅人インタビュー企画・第二弾!

こんにちは、SAGOJOです!
現在SAGOJOでは、「SAGOJO旅人コミュニティ」のトライアルを実施中。本リリースに向けて準備を進めていますが、実際にコミュニティではどのような動きがおこなわれているのか、noteで紹介していきます。
今回は、旅人有志による自主企画!
インタビュイーとインタビュアーを募り、3組に別れて取材&執筆を行いました✨
今回は第二弾「しまっこさん編(インタビュアー:きょーへいさん)」です✋

▼ 第一弾はこちら!

旅行先で世界の旅人が集まるイベントを企画!旅するフリーランス薬剤師/しまっこさん

こんにちは!SAGOJO旅人コミュニティトライアルメンバーのきょーへいです。

さまざまな魅力を持った旅人が集まる旅人コミュニティの中で、気になる人にインタビューをする本企画。
今回、話を聞いたのは「しまっこ」さんです。

自己紹介を見てみると、

  • 札幌とスイス育ち

  • フリーランス薬剤師

  • 某芸術大学の学生

  • イギリス移住予定

  • 異国で大人数のオフ会の幹事

など、気になる言葉の数々。
(みなさんも気になりませんか???)

そこで、旅やお仕事について、ざっくばらんにインタビューをしました。

しまっこさんは、誰かの人生を変えるような経験をしているのでは?!」と思った今回のインタビュー。最後まで読んでいただけたらうれしいです!

左がお話をしてくれたしまっこさん、右がインタビュアーのきょーへい

お仕事について

--まずは、現在のお仕事を教えてください

現在は、フリーランスの薬剤師として働いたり、Webライターとして執筆をしたりしています。

薬剤師としては、基本的に毎日違う場所で働いていて、東北や関東をぐるぐると回っている感じです。

Webライターとしては、薬剤師としての経験を活かして、誰が読んでもわかるような薬の記事を書いています。最近はコロナ関係の記事も多くなってきました。また、旅が好きなので、旅行関係のメディアへも寄稿していま​す。​

--薬剤師としてフリーランスになったきっかけは何ですか?

場所を問わずに好きなときに好きな場所で働きたい」というのが一番のきっかけです。

正社員として薬剤師をしていたときは、土日祝日に海外旅行へ出かけていました。でも、「もっと自由な働き方ができるのでは?」と思い、自分の専門性とフリーランスを掛け合わせて現在のような働き方になったんです。

あと、フリーランスになった5年ほど前に、たまたま独立した知り合いがいたのも後押しになりました。

--フリーランスの薬剤師としてのお仕事は、どのように見つけているのですか?

知人が運営している、薬剤師求人サイトを利用しています。フリーランスの医療従事者と医療従事者が不足している地方を結びつける、マッチングサービスのようなものです。

地方では薬剤師が不足しているところが多いので、フリーランスでも働きたいと思ったら働けるような業種だと思います。実際に、フリーで働く薬剤師の人は多くなってきていますよ。

私が使っているサイト「エージェントメディコ」は現在身内だけで仕事を回しているのですが、興味のある方はぜひお問合せください!(笑)

旅について

--フリーランスになった要因に旅も含まれているようですが、もともと旅が好きだったのですか?

いいえ。(笑)
実は、もともと旅行に興味はありませんでした。むしろ、好きじゃないくらいだったんです。

6歳くらいから高校生の途中までヨーロッパに住んでいたこともあり、両親がいろいろな国へ連れて行ってくれていたんですよね。

スイスの、国境付近の町に住んでいたので、毎週末は旅行以外にもドイツやフランスに買い物に行ってました。スイスは物価が高いので、そのような家庭が多かったような...。
日本じゃ考えられないですよね。

でも、自分の意思とは関係ない旅行だったので、気持ち的にあまり付いていけず...。多分、誰かに連れて行ってもらう旅行が好きではないんです。

今考えると恵まれた環境だったのですが、当時の自分はあまり旅行が好きになれませんでした

そもそも、海外に住むタイミングが小学校の入学式直後で、友達と離れてしまう寂しさもあって海外が好きになれなかったんですよね。

--確かに、子どものときは海外に行くとか住むとかより、友達と遊びたいですもんね。旅が好きではなかったしまっこさんが、旅好きになるきっかけは何だったのですか?

「旅行が楽しいかも」と思ったきっかけは、高校時の修学旅行です。

高校生のときに日本に帰ってきて、修学旅行が帰国後初めての海外だったんですよね。それも、親なしだし、学校のプログラムとはいえ自分の意思でいくことを決めた最初の旅行でした。

修学旅行先は、リトアニアとエストニアです。かなり珍しいですよね。(笑)

そこで初めてホームステイをして、ホストファミリーの同い年の女の子(ritaちゃん)との出会いが大きかったと思います。

ritaちゃんの愛犬(ritaちゃんとの写真は見つからず...)

--人との出会いで「旅行が楽しいかも」と思えたんですね。

はい。自分は日本で生まれてから海外でも生活をしていたけど、彼女は生まれた国から出たことがなくて。アジアの人と話をするのは初めてということもあってか、私が話したことにすごく興味を持ってくれたんですよね。

生きてきた環境や価値観が違う人と話をするのが「すごく楽しいな」って思えました

あと、楽しいとは少し違うのですが、「高校を卒業してから何をしよう」って悩んでいた時期でもあったので、彼女に相談に乗ってもらっていたんですよね。そのときに「人生は短いし有限だから好きなことしなよ」って言ってもらえて、ごちゃごちゃ難しく考えてもダメなのかなって思えたんです。

そこから、色々やってみようかなと吹っ切れて、大学に入ってから短期留学をしたり海外旅行をしたりするようになりました。

大学卒業後も就職はせずに、映画館で働いてみたり、海外に住んでいる親戚のツテを使って海外で働いてみたり。その後に、ワーキングホリデーでイギリスとアイルランドに行きました。

イギリスとアイルランドは、ヨーロッパ各国へのLCCが豊富に発着しているので、かなりアクティブに旅行をしました!

--しまっこさんにとって、一番心に残っている旅は何ですか?

ポルトガルで、バスを貸し切って観光をしたことです。

ポルトガルの街並み

旅行先でイベントを作るのが好きなので、いろんな場所で企画をしているんですよね。

ポルトとリスボンでは「旅人集まろうイベント」を立ち上げて、いろんな国の人が20人くらい集まってくれたんです。参加者が友達を連れてきてくれたりして、輪が広がっていくのがすごい楽しいなって思いました!

気づいたらたくさんの旅人が集まってくれました!

ポルトガルでのイベントはカウチサーフィンを使いました。カウチサーフィンは泊めてくれる人を探せるサービスとして有名ですけど、イベント企画もできるんですよ!

--ちなみに、初めて企画したイベントって何ですか?

初めてのイベントを開催した国は、大学生のときに留学先として訪れたマルタ島です。

マルタ島でダイビングのライセンスを取得したのですが、1人でダイビングをするのは心細いなと思って。

それで「誰か一緒にダイビングしようよ」って感じで募集したのが初めてのイベント企画です。

マルタの繁華街セントジュリアンにて。大勢が参加してくれました!

その他にも、スイスのバーゼルという街で開催される仮面のお祭り「ファスナハト」に仮面を被って一緒に参加する人を募集したりしました。

バーゼルで開催される仮面のお祭り「ファスナハト」

基本、コンフェティと呼ばれる紙吹雪をぶっかけられたりと酷い目に遭いやすいのですが、相手の気分が良いとお菓子やお花をもらえることもあるんですよ!

こんな感じで紙吹雪をぶつけられます(笑)

今後もいろんな場所でイベントを開催できたらいいなって思っています!

--話はガラッと変わるのですが、しまっこさんが旅のときに欠かさず持っていくアイテムってありますか?

空港で寝ることが多いので、シュラフ(寝袋)を常にカバンに入れています。乗り継ぎが短いときは「空港で寝ちゃえ」って感じなので。台湾とかシンガポールの空港でめっちゃ使ってました。(笑)

あとは、プライオリティパスをかなり使っています。プライオリティパスは、世界中の空港ラウンジに入れるカードです。

チェコの空港ラウンジではいろんな銘柄のビールが飲み放題だったり。(笑)ラウンジはすごい楽しいし、好きです!

--しまっこさんのお気に入りラウンジはどこですか?

お気に入りのラウンジは、スイスのバーゼルの空港です。「バーゼル=ミュールーズ空港」って名前なんですけどハムとかワインとか充実していてよかったですよ。

バーゼルの空港ではビールが無料!
ビール以外にもいろいろなお酒が無料で飲めます

ちなみに、バーゼルはドイツとフランスの国境の街なんですね。「あっちの出口から出たらドイツ、そっちの出口から出たらフランス」みたいに、空港が国境になっているのも面白いので、ぜひ行ってみてほしいです!

左に行くとフランス、右に行くとスイスへ


空港近くのスーパーも出入り口で国が違う

あと、ドイツのフランクフルトでソーセージ食べ放題&ビール飲み放題だったのが最高でした!

フランクフルトの空港ラウンジにて

--お酒好きにとってラウンジはオアシスですよね!旅先での写真撮影はどうしているんですか?

写真は一眼レフカメラで撮影しています。いま使っているのはCanonのEOSです。一眼レフカメラにしては小さくて気に入っています。

一眼レフカメラを手にしたきっかけは、大学生のときに「星空を撮りたいな」と思ったことです。10年くらい前だったのでスマホでは星空が撮れなくて、友達に相談したら一眼買うしかないよってことで。

今持っているカメラは2台目で、1台目はベトナム旅行中に落としてしまい、バイクに轢かれて使えなくなりました(笑)。サハラ砂漠でGoPro落として失くしたこともあるので、このカメラは大切に使おうと思います!

砂漠のどこかにGoProが埋もれているかも...

将来について

--今後、やってみたいこととかはありますか?

仕事面では、動画編集にチャレンジしたいです。

一度だけやってみたことはあるのですが難しくて...。なので、納得のいく動画を作れるように勉強しようと思っています。

あとは、地域創生にも興味があって、何かできることはないかなと考えています

薬剤師として地方に行くことが多いのですが、新型コロナの影響もあって、地方に住む方と話をする機会がほとんどないんですよね...。仕事をするときには「あまり喋らないように」と言われることもあるくらいなので。

今年の6月から薬剤師として沖縄本島に行くので、薬剤師としてだけでなくいろいろな切り口で地域の方との関わりが持てたらいいなと思っています。

ちょうど、私が行くタイミングで「LivingAnywhere Commons※」の拠点がうるまにオープンするということを聞いたので、そこに住んでみようと思っています。

※LivingAnywhere Commons:全国にある拠点に月額で住み放題になるサービス(詳しくはこちらをご覧ください

これまではいろんな人に誘ってもうことで縁が広がっていたので、今後も「やってみない?」という誘いは怪しくない限りは乗って挑戦したいなと思っています!

--海外で行きたい場所や住みたい場所はありますか?

沖縄の後は、10月からイギリスのロンドンへ移住する予定です。

ロンドンでは、医薬品関係の仕事をしながら、美術品を見るのが好きなので美術館や博物館を巡りたいなと思っています。とはいえ、美術に詳しいわけではないので、去年から通信の芸術大学に編入して芸術の文化とか歴史とかを勉強しています!

海外で仕事をしながら旅もできるのが今から楽しみです!

なぜ、旅をするのか

--しまっこさんにとっての「旅」とは?

私にとっての旅は「居場所探し」です。

小さい頃から引っ越しが多かったので「ここが地元!」という場所がないんですよね。自分にとっての居場所というか、一番心地いい場所はどこなんだろうと探していて、今はその道すがらって感じです。

日本はもちろん、世界中に「ただいま!」って言える場所ができればいいなと思っています。

プロフィール

インタビュイー:しまっこ
旅をしながら、お薬に関わる仕事をしています。
空港泊が趣味です。お酒とギターと愛犬が大好き。
たまに医療通訳も。
・Twitter:しまっこ@住所不定
 真面目なほう→ https://twitter.com/hoppingpharm
・Instagramは2つのアカウントで投稿中
https://www.instagram.com/reeeeeeina0616
https://www.instagram.com/re_inwonderland/

■ インタビュアー、執筆:きょーへい
札幌在住フリーライター。
バルセロナへの一人旅で旅欲が爆発し、世界一周の船旅・中南米への一人旅・オーストラリアワーホリなどを経験。旅先では、のんびりと散歩をしたり美味しいご飯を食べたりするのが好き。
将来の夢は、バルセロナに住んで毎日サグラダファミリアを眺めに行くこと。
・旅ブログ:「ゆるゆる旅らいふ」(お仕事の相談も大歓迎です)
・Twitter:きょーへい|旅好きWebライター

編集後記

いかがでしたでしょうか?
第二弾・第三弾の旅人インタビュー記事もお楽しみに😻✍️✨

▶︎ 旅人トライアルコミュニティって?
※現在募集は締め切っています

▶︎ 「SAGOJO(サゴジョー)」のサービスをチェック!


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