探殿 熊一時

どこかからやってきた。

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最近の記事

VR能 攻殻機動隊

備忘録。 この公演については、いろいろ忘れちゃいけない。 伝統芸能「能」と最新技術「AIRR」の融合で虚と実を表現する、というコンセプトに惹かれて観に行ったが。 結論から言うと、 装置に頼らず、正面だけでなく舞台を脇から観たとしても楽しめる能のよさを100%削ぎ落とし、ある程度の視野角以外からはAIRRを見ることすらできないという弱点を最大限増幅させた内容。 舞台上で何が起こってるか、何もわからない、何も見えない席を売ったんだよ。 怒りと不快感だけが残った。 攻殻機

    • 蝉が。

      どういうわけか、家に入り込んでくる。 一回目は、玄関を開けると家主より先に入り込んだ。表の玄関灯より明るいたたきの灯りに惹かれたようだ。 このまま部屋の灯りをつければそちらに行くんだろうな、と思ったから、表だけ点けたままで追いやろうとしたが、失敗した。たたきの灯りを再び点け、そこにいてくれ、という願いを込めて寝た。 次の朝、正直すでに存在を忘れかけていたが、出がけに玄関を開けると出ていった。 そして、今日が二回目だ。玄関の鍵を開ける時にやはり玄関灯の周りにいるな、とは思った

      • 「君たちはどう生きるか」感想

        (オレはこう生きたが)君たちはどう生きるか。 私はジブリ映画にそれほど詳しくない。昔の作品はそれなりに知っているけれど、元ネタやら考察とやらはあまり知らない。そもそも映画館で観るのは初めてかもしれない。いつも流行っているなと思いつつ、金曜ロードショーで補完するという具合で。今はテレビ自体部屋に無いので、それすらできない。 だけど、今回は封切日に映画館に行った。 よくわからないから観に行った。ある意味、広告戦略に踊らされてたのかもしれない。 でも、結果的によかった。

        • 二項対立

          「正義」の反対は「悪」じゃないってこと、早めに気づかないと大変なことになる。

        VR能 攻殻機動隊

          28時の空気感

          夜から朝へ向かっていく空気が好き。 今はすごく控えめに雨が降っていて、空気がしっとりしている。素敵さが増している。 私はまだ昨日の続きにいるけど、世界は少し先を歩いていってる感じがする。

          自己制御は難しい

          今日は有意義な一日にしよう。〇〇をやろう、と思ってるのにできない。 これ、始めるのが難しいというより、今までやってることをやめられないことが問題な気がする。 朝は頭の中であれこれスケジュールを練っている。では、実際その時間になった時何をしてるかというと、たいていどうでもいいことをやってて、「何もしてない」ということはほぼない。 やらなきゃいけない(と思ってる)ことが予定よりのびちゃって……なんていうのはまだいい方で、本当にどうでもいいことをやってることがほとんどだ。 で

          自己制御は難しい

          自分を作るもの

          「これいいね!」と思ったと同時にのめりこみがちである。 例えば、最近はサブスクで音楽を聴いているので、向こうがセレクトした楽曲を聴く→なんかいいじゃん、アーティスト検索しよ→そのまま一日中〇〇祭り、短くても数日はそのアーティストばっかり聴きまくる。完全にオーバードーズしている。 音楽に限らず、割と多くの事柄に対してこんな態度。 その過程を経て、本当にうっすら程度の痕跡しか残らないものと、普段は顔を見せないが刻み込まれてずっと残るもの、普段の生活にまで影響を及ぼしてしまうも

          自分を作るもの

          私の知らない世界

          知人がいつの間にか「キラキラ起業女子」というのになっていた。 気づくと、Facebookの投稿がビジネスの師匠のオンラインサロンや高額セミナーの紹介、そこに参加してみての振り返り、ビジネス仲間や友人主催のzoom飲み会やアフタヌーンティーへのお誘いなどで埋め尽くされてた。 素敵な服でシャンパン持った写真と共に、月商8桁です!ビジネスできて本当に幸せー、とか書いてあったりする。 自分の知らない世界だなあ、と思う。 転落するのは見たくないので、Facebook上ではずっとキ

          私の知らない世界

          天文学的に低い確率

          宇宙ははちゃめちゃに広いので、そこにある星と星がぶつかる確率はめちゃ低いらしい。 私には大好きな作家さんがいる。 その人の著書を読む時は、電車でもカフェでもカバーをかけずに読むことにしてる。 なぜか? 著者が「自分の本の読者に偶然出くわす」という状況を想像するとわくわくするから。 こちらが気づく必要はなくて、向こうが「あの本は……」と思う程度がなんかいい。 人生が一瞬だけ微かに触れるみたいなさ。 これも「天文学的に低い確率ではあるけど起こり得ること」と思うと、なんだか楽

          天文学的に低い確率

          ガスター10

          胃に違和感が生じたので、薬局に行った。 アプリに15%offクーポンがあったので、使おうと思ったら、突然の通信エラー。 薬剤師さんに説明→外で再チャレンジ→WiFiに繋ぐ→アップデートの確認……と言われるがままにもろもろ試したが全て無効。次の予定に向かう電車の時間は着々と迫る…… 謎の汗は出てくるわでいたたまれなくなって、普通に会計しようとしたら気を利かせてくれて15%offにしてくれた。 「ポイントカードお持ち……あっ、アプリですよね」 退店後、すぐ飲んだガスター10はめ

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          ・普段の出来事とか考えたこととか。 ・あまりにも普通な日記

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