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5月に読んだ本まとめ

おつかれさまです、こーすけです!

あっという間に6月が来てしまいましたね~
もうすぐ梅雨、紫陽花が綺麗な時期になりました。
今年もあと半分、楽しみながら過ごしていきたいなと感じています。

ということで、5月に読んだ本を振り返っていきたいと思います!!

1.石井桃子「子どもの図書館」

現時点で今年買ってよかった本ナンバーワンにランクインしている一冊です。

著者は数々の絵本の翻訳を手掛け、日本児童文学の礎を築いた石井桃子さん。彼女が「かつら文庫」という私設の図書室を設立したときの記録や、子供との交流、海外の児童図書館を視察して感じたことをまとめています。
かつら文庫に来た子どもが絵本や本に触れることでどう成長していくのかがいきいきと書かれており、読んで微笑ましくなりました。
そして、「大人の視点で子ども向けの絵本をつくるむずかしさ」や日本の図書館の問題点についても述べています。子どもにとって面白い絵本とはどんなものかを「ちびくろさんぽ」を例に出して説明する章は「なるほどなるほど」とうなずきながら読みました。
「子どもの図書館」を読んで、絵本を楽しむ視点が増えたような気がします。絵本が好きな人、絵本を介して子どもと交流したいと考えるにはぜひ読んでほしいです。

2.中尾佐助「栽培植物と農耕の起源」

ぶっちゃけます、めちゃくちゃ難しかった
もちろん面白いと感じる部分も多々ありましたが、全体を理解できたかといわれると「はい!」と自信満々に言える自信はないです。
「”Culture”(文化)という言葉は”Cultivate"(耕す)から成っており、食べるものを生み出せるようになってから人類は発展した」という考えのもと、世界でどのような栽培植物が生産され、それがどう農業に結びついたのかをまとめています。
旧石器時代から遡っても農耕文化の系統は4つしかなく、それをもとに枝分かれして発展した、という記述が衝撃でした。


以上が5月読んだ本です。これまでで一番少ない冊数ですが、この2冊を繰り返し読んでいた(理由はそれぞれ全く異なりますが)というのがあります。あとはシンプルに本を読んでいなかったというのも否定できません。
「読みたいときに読む」がモットーなので、これからも気ままに読書していきます!!


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