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SNSで「自サツ」と検索すると相談窓口につながる

先日新宿駅南口で自殺を図り、亡くなってしまうという事件がありました。

昼の12時で人通りも多かった事から、SNSにその写真が投稿され拡散され、Twitterでもトレンド入りする事態が発生しました。

その際初めて知ったのですが、Twitterで「自殺」と検索すると相談窓口が案内さえるようになっていることがわかりました。

いい取り組みだなと思ったので、各SNSがどういった表記をしているか紹介していきます。

Twitter

図1

Instagram

図4

Facebook

図5

Instagram・Facebook共通

※Facebook、Instagramの面白いところが、窓口を案内するだけではなく、友達にも相談できるようになっている事ですね。

図6

Pinterest

図2

Tumblr

図7

TikTok

画像8

YouTube

図10

Google

図1

LINE・Pixiv・メルカリ 特になし

コンテンツ・プラットフォームを作る側の取り組み

こういった対策は、必ずしもプラットフォーマーだけの責任ではないと考えています。例えば数年前話題になったNetflixのドラマ『13の理由』は、若年層の自殺がテーマとなっています。

とはいえ、そこには必要以上に自殺を美しく描かず、相談窓口へと案内するシーンが入ったりと作品のテーマである「自殺をやめよう」という意味に沿った構成となっています。

また動画でいうと、Facebook社は昔から自殺動画に悩まされており、AIを作ってすぐ削除する仕組みをつくるなど各社取り組んでいます。

しかし仕組み上、どうしてもアップロードすること自体を阻止することが出来ず、削除されるまでにラグが発生するような状態です。(幸いFacebookやTwitterなどは、自殺や自殺をほのめかす投稿を通報する機能がある。発見した人はすぐに通報するといいだろう)

今回このnoteのために調べながら、「SNSの自殺コンテンツ」について改めて考えることがあった。

誰かの投稿をみる側・投稿する側として、下記のことに気をつけたいと思う。

【SNSの自殺コンテンツに関して】
・自殺や自殺を促す投稿をしない
・自殺や自殺を促す投稿を発見次第、すぐに通報する

さまざまな企業が制限をかける事ができない仕組み上、ユーザーの自制心に頼っている状態だ。特に昔からあることだが、「鬱」や「自殺」などを美しくはかなげに書く風潮があり、コンテンツがSNSを促す方向に少し寄っているようにも思う。

もし、そういった気持ちがあるならば、それを見た人にどういった影響を与えてしまうかも少しだけ考えてみてほしい。

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