アスパラガスに抗アレルギー作用があった！

佐賀県のアスパラガス生産量は全国２位！

世界で最も食されている野菜の一つアスパラガス。佐賀県のアスパラガスの収穫量は全国２位（平成30年度農林水産省「野菜生産出荷統計」）であり、佐賀県を代表する産物です。味もさることながら、食物繊維が多く、妊娠時に必須である葉酸にも富み、人気のある野菜です。ちなみに、アスパラガスはサラダをはじめ、炒め物、ベーコン巻きなど多くの野菜に手軽に加えることができます。そんなアスパラガスに意外な作用があることが、さがフード＆コスメラボの研究で明らかになりました。

アスパラガスの抗アレルギー作用とは？

薬物によりアトピー性皮膚炎を炎症させたマウスにアスパラガスを投与すると、皮膚炎が軽減することを確認しました。また、抗炎症作用はアスパラガスを熱処理することで高まることも発見しました。抗アレルギー作用を持つ成分は油にとけるものであることもわかっています。これらの成果について平成３０年１２月に特許登録しました。

研究の成果を2019年にNHKの情報番組「あさイチ」に取材をしていただきました。

＜お問い合わせ＞佐賀県発の新たな食品機能性素材として、アスパラガスの抗アレルギー効果を利用した食品開発に興味のある事業者様はご連絡ください。
電話：0952-37-9182
メール：sagafc@mb.infosaga.or.jp