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【新卒採用】若手AI、モバイル、サーバーサイドエンジニアに聞く! 自社製品開発のセーフィーで日々進化を続ける理由

映像でDXを支援するセーフィーの開発現場には、クラウド型サービスの自社開発、事業による社会貢献、充実した学習サポート制度など、向上心を持つエンジニアに魅力的なキーワードが満載です。弊社の若手エンジニアに、入社の動機や、裁量ある開発の醍醐味を聞いてみました!

<神田 舞 プロフィール> 
サーバーサイドエンジニア
2020年に慶應義塾大学理工学研究科修士課程を終え卒業。大学院1年生の時からインターンをしていた受託会社にwebエンジニアとして就職。自社開発に携わりたい思いから2021年3月にセーフィーに入社。

<伊林 匠 プロフィール>
AIエンジニア
1995年新潟県生まれ。2020年に電気通信大学情報理工学研究科修士課程を卒業後、大手メーカーに生産技術者として就職。かねてからの、開発者としてもの作りに関わりたいという思いから、2021年1月にセーフィーに入社。画像処理アルゴリズムの開発などに取り組む。

<北本 杏菜 プロフィール>
モバイルエンジニア
熊本県出身。立命館大学在学中にiOSアプリを個人開発したことがきっかけでエンジニアの道へ。2018年4月に大手SIerに新卒入社し、システム受託開発に携わる。2020年5月から、セーフィーのiOSエンジニアとして「Safie Viewer for iOS」の開発・運用を担当。

「エンジニアとしての向上心」が入社の動機

――サーバーサイドエンジニアである神田さんから、学生時代の専攻などを教えてください。

神田:私は学生時代、都市工学系の研究室で、街のどこに店を配置すると収益性が高まるのかといった、都市の最適化を研究しました。就活では外資コンサルやベンチャーなど自分に合う業界を探しつつ、修士2年の時にインターンシップに参加したIT受託企業にウェブ系エンジニアとしてそのまま就職しました。

未経験から多様な開発に携わるうち、次第に「難しいことに挑戦したい」という欲が出てきて、経験のなかった映像系の開発というハイレベルかつ伸びしろの大きい事業と、社会に貢献する自社サービス開発が特徴のセーフィーに転職しました。採用面接に参加していた開発担当者は穏やかな人が多く、のびのびと働けそうだと感じたことも決め手でしたね。

入社後はウェブ系の開発を担当し、ユーザーが見る画面のサーバー側の処理部分を扱っています。システムを支えるインフラ部分の基盤構築やメンテナンスを受け持つこともあります。


――AIエンジニアとして機械学習に取り組む伊林さんは、どのような経緯で入社したのでしょうか。

伊林:大学は工学系で、ロボットの人工筋肉の制御理論を研究し、学外ではハッカソンに参加してものづくりの楽しさを感じ、ウェブ開発のアルバイトもしました。就活ではIT系やベンチャーを視野に入れ、最終的にIT系にも注力しているメーカーを選び、工場の生産ラインの運用効率化のために、画像処理と機械学習を使った検査装置の製作にあたりました。

機械学習の面白さをもっと追求したいと考えたとき、セーフィーは自社製品である映像系のクラウドサービスの精度向上に機械学習を生かしていると知り、転職先として選びました。機械学習の他にも、クラウド型の学習環境の構築、システム作り、デバイスの調整など、自分の好きなことに幅広く取り組める点も魅力だなと。

入社後は、人物検出アプリケーションの性能向上や、機械学習の仕組み作りとして実験管理のためのサーバー構築を担当しました。現在は、カメラに組み込まれる画像処理アプリケーションの開発や、お客さま企業の要望の実現に向けた実験・検討を担当しています。

――北本さんはモバイルアプリのiOSエンジニアとして活躍中ですね。

北本:大学では、テキストマイニングという仕組みを利用して社会調査を行うゼミに所属し、卒論として興味のあったiOSアプリを制作したことが、エンジニアの道に進む第一歩になりました。開発は「自分の作業の結果としてアプリが動く」ことが楽しく、自分はものづくりに向いていると感じ、卒業後は社会へのインパクトの大きさを考えて大手SIer(システムインテグレーター)にエンジニアとして入社しました。

仕様書に基づく開発経験を積んだ後、お客さまへの提案や企画にも関わりたいと考えるようになり、自社開発を行うセーフィーに転職しました。事業スピードが速く会社の成長フェーズに参加できること、また社長が大きな夢を語る姿からは絶対にかなえる自信が感じられ、「この人に付いていくのは楽しそう」と思えたことも大きいです。私は自分の意見をしっかり伝えたいタイプなので、面接官が温かい雰囲気で話しやすかったことも好印象でしたね。

入社当初からモバイルチームでアプリの不具合修正を担当し、半年目からは数カ月規模の工数がかかる新機能の開発を手がけました。当社のモバイルサービスの向上を目指すことが、私の仕事です。

会社の制度やシステムを利用してスキルアップ

――現在の担当業務を、具体的に教えてください。

神田:当社は防犯や業務の遠隔支援など産業のDXを支援する映像系のアプリケーションを開発しています。その中で私は、ユーザーがカメラで撮った映像をクラウドから呼び出して表示する、カメラ設定を更新するといった部分のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)開発を担っています。要件事項を仕様に落とし込むところから実際のAPI開発まで、全てを担当します。

伊林:私が担当するイメージングチームでは、お客さまからの相談や提案を受け、解決策としてシステムを開発するために、論文を調べてアルゴリズムの導入実験を行います。リサーチから実装の流れは、大学での経験も生きていますね。実験以外では、システムを実現するために画像をサーバー上で計算し、お客さまに通知する仕組み作りも担当しています。

北本:私は、カメラの映像を閲覧できるiOSアプリを、デザイナーやプロダクトマネージャーと相談しながら、ボタンの配置からAPIの通信ロジックまで仕様を固めて開発を進めます。若手でも裁量を持って最先端の開発ができるのが楽しいですね。

――高いレベルの技術が求めれらる中、どのようにスキルアップを図っていますか?

神田:OJTを基本とし、Slackなどで質問や改善提案なども経験値に関係なく自由に発言できるので、学びやすい環境です。疑問点を調べるときは、周辺知識も同時に掘り下げることで知識を身に付けるようにしています。また、大学時代のインターンでインフラの移行作業を一人で任されたことなど、過去の学びも生かされていますね。

伊林:機械学習系の知識は主に論文から得るので、チームで論文を共有する機会が隔週であります。クラウドやデバイスについては実践とリサーチの繰り返しで技術を磨いていますが、専門チームのプロに質問もできるので助かります。チーム内ではAWS(Amazonのクラウド型ビジネスプラットフォーム)をよく使うので、資格試験の受験費用の補助制度を活用し、関連資格の取得も考えています。

北本:新たに学んだこととしては、Appleのプログラミング言語Swiftの他、新技術導入のためのアーキテクチャなどがあります。モバイル技術は発展が速いので、新しい技術に対応できる設計の書き方を常に意識しています。技術カンファレンスへの参加は仕事の一部ですし、新技術の記事や発表会、Twitterから得る情報も役立ち、社内での情報共有も活発です。

ニュースを通じて自社製品の社会的価値を実感

――課題を乗り越え、新たな価値につながった経験はありますか?

神田:入社当初は、他部署と連携して開発を行うためのやりとりに慣れず、話の食い違いから私の担当工程に遅れが生じ、かなり急いで提出期限に間に合わせたことがあります。それ以来、一人で抱え込まず円滑なコミュニケーションを意識するようになったことで、チームで相談しながら乗り越えていける働きやすさを感じています。

伊林:アルゴリズム系の製品は環境によって性能が変わることがあり、どこまで評価すればどの程度安全か、という判断に苦労します。しかし、一つのアプリの開発からリリースまでの経験を通して、ノウハウを蓄積でき、エンジニアとしての自信も付きました。

北本:最初は新機能を一人で開発することや、機能の多さに戸惑うこともありましたが、最近は進捗をマメに共有することで業務全体を俯瞰(ふかん)できるようになり、成長を感じています。一見して難しい実装も、タスクを小さく分解していけば、おのずとやることが見えてくると分かりました。

――エンジニアとして、どんなときにやりがいを感じますか?

神田:自分が開発したものに対して、お客さまから「便利で良い機能ですね」とフィードバックをいただくことが一番のやりがいです。定例会など、お客さまの声を共有してもらう機会も多いですね。

伊林:自社開発なのでユーザーまでの距離が近く、貢献している実感や達成感も大きいです。また、社内では何でも議論して進めることが多く、若手の意見も反映されるので、開発の当事者である自覚を持ちやすいと思います。

北本:街中で当社のカメラを見かけることも多く、社会への貢献を目に見えて実感できます。「防犯カメラのおかげで空き巣の犯人を特定」というニュースでは、まさに当社製品が役立ち、私たちの技術が生み出す価値の大きさを感じました。

未知への好奇心がエンジニアの条件

――最後に、今後どんな人と共に働いていきたいか教えてください。

神田:社会も職場も良い環境に変えていこう、どんどん良いものを作っていこう、という向上心のある人なら大丈夫です。当社製品はクラウド型ゆえに機能のアップデートなどが可能な「賢くなるカメラ」とうたっていて、未知の領域に対する開発が特徴ですから、現状をよりよくアップデートしていこうとする気持ちは当社のエンジニアとしての必要条件かなと思っています。その上で、周りの人と協調して進められる人と一緒に働けたらと思います。

伊林:好奇心のある人には、当社の仕事は面白いはずです。実験・検証を乗り越えて可能性を実現していくことに、モチベーションを感じて楽しめる人がいいですね。

北本:当社のカルチャーを表現する「異才一体」という言葉は、多彩な才能を持った人が集まり、その才能を生かして共に頑張るという意味で、とても気に入っています。実際に、互いをリスペクトし、一体となって良い製品を作る空気があるので、「共に作り上げていく」という意識のある人が活躍できると思います。

もし少しでもセーフィーに興味を持っていただけたら、まずはカジュアルにお話しましょう!本日はありがとうございました。


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