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2024年4月20日 オープンオフィス・レポート

―今こそメンタルの時代:人生も仕事も今より創造的に展開するために―


 PAS心理教育研究所は「心理相談(心理療法・カウンセリング)の専門機関」です。
 この「心理相談(心理療法・カウンセリング)の専門機関」に、みなさん、どれくらい馴染みがあるでしょうか?
 「カウンセリングを受けられるところ」というと、学校の相談室、メンタルクリニックや精神科あるいは心療内科、大きな会社にお勤めの方なら会社内のカウンセリングルームや産業医を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
 そして、「心に闇を抱えた人が行くところ」「メンタルに問題がある人が行くところ」という、どちらかといえばネガティブな、敬遠したいようなイメージを持つ方が、残念ながら多いようです。

 PAS心理教育研究所は、老いも若きも、男性も女性も、健やかなる時も病める時も、自分の心をキレよくタフにして、もっと創造的になることを助ける研究所です。
 その研究所のミッションと活動を広く皆さんに知っていただくために、2024年4月20日、オープンオフィスを開催しました。 


 オープンオフィス。耳慣れない言葉かもしれませんが、オープンキャンパスの、オフィス版と思っていただければよいかと思います。
 われわれの研究所に関心をお持ちの方々にオフィスをどなたにもオープンにし、各種イベントを体験していただく企画です。
 以前は毎月開催していたこともあるのですが、久しぶりの開催となりました。


 今回のオープンオフィスは三部構造で開催しました。
 第一部は、「社長さんと企業関係者の会」で幕を開けました。

第一部 社長さんと企業関係者の会

 トップ経営者の大変さの1つに孤独になりやすいということがあります。経営者が集まり、小谷理事長を中心に2時間、日頃経営者として感じていることを起点に、それぞれの思いを語り合うグループが開かれました。
 ご参加いただいた経営者の方から、感想をいただきました。

 どんな固い?!セミナーかと思いドキドキしながら参加しましたが、最初から理事長の小谷先生が柔らかい空気で迎えてくださり、今、社会で思うことを参加者にランダムに聞いていくというスタイルで、想像を越えたリラックスした楽しいひとときとなりました。
 皆さんのお話も、異業種でしたので、その業界から見る社会や思いはそれぞれに違い、初めて聞く情報等驚きもありましたが、自分の事業に照らし合わせたとき、ヒントやアイデアが次々湧いてくることに喜びを感じました。
 皆さんのお話の共通点として、『こういう世の中を作っていきたい』という情熱を軸に事業されていることにとても関心が深まり、自分自身の視野が広がり刺激を受けました。
 組織の在り方にも時代の変化を感じており、思いをカタチにしていこうとするとどうしても強く固くなりがちで、社員との温度差を感じるなど一人歩きしがちです。しかし皆さんとのフラットな情報交換を通して、同じ経営者として、上下ではなく横の話を気軽に聞けたことで頭が柔らかくなり、思いをよりシンプルに気軽に実践してみようと、チャレンジする気持ちが芽生えました。
 終わったあとはとても清々しい気持ちになり、参加させて頂きプラスな日となりました。
 定期的にこのような機会があったら嬉しいです。ありがとうございました。

50代経営者の女性より


第二部 市民スクール:無料デモンストレーション

 第二部は「市民スクール:無料デモンストレーション」と題し、PAS心理教育研究所で普段行っている市民スクール・プログラムの無料体験会を開催しました。
 今回は「リアル子育てサロン」、「自尊心セラピィ」、「たこ天村フリーグループ」がメニューでした。

 子育て中のお父さん、お母さんが子どもを連れて参加していた「リアル子育てサロン」(普段は、オンラインでの開催なので、リアルでの開催は初めてでした)では、我が子の自慢大会が行われました。
 こちらも、ご夫婦で四姉妹を連れて参加された方(オンラインの子育てサロンにもご参加いただいています)より感想をいただきました。

 普段は夫婦間ぐらいでしか子ども達の自慢話をする機会がないので、ちょっと恥ずかしい気持ちもあり、ドキドキしながら参加しました。
 対戦形式の、文字通りの自慢大会で、用意していた自慢話は早々に尽きましたが、他の参加者の自慢話に刺激されて、そういえばうちの子もこんなことがあったな、と色々思い出したり、それも自慢になっちゃうの!?と新しい視点を発見したりで、結局自慢話は尽きませんでした(笑)。
 気づいてなかった子ども達の姿を発見できて楽しかったです。我が家はパパも参加したので、パパが対戦相手に子ども達の自慢をする姿もなんだか嬉しかったです。

4人姉妹の子育て中の30代女性より

 映画のスクリプトを演じながら自分のエネルギーや主張性を鍛える「自尊心セラピィ」では、大きな声が飛び交い、熱気に溢れていました。
 「たこ天村フリーグループ」では、夏のプログラム「たこ天」に参加したことある人も、参加したことはないが興味を持っている人も集まり、互いに関わりながら、小さなコミュニティを作りました。

いろんな人と話をして、この人はたくさん話す人なんだとか、人間観察ができてよかったです。
 着物を持っていって、帯とかがなくて、あんまりきれいな感じではなかったけど、Wさんが、スカーフ?を貸してくれて、うれしかったです。デニム生地の着物を見たことがないらしくて、私の着物をほめてくれて、すごくうれしかったです。
 たこ天は初参加だけど、次回もあったら行ってみようと思っています。

16歳高校生Yさんより

 こちらの感想を寄せてくれた高校生のYさんは、6月15日に開催された「一日たこ天」に参加されました。もちろん、8月の「たこ天」にも参加予定です。


第三部 卒後研修センター オープンスクール

 第三部は、「卒後研修センター オープンスクール」を開催しました。
 スクールカウンセラー・学生相談カウンセラー・教育相談カウンセラーの方々が参加されました。
 初めに、心理相談講座ディレクターのミニ講演があり、スーパーヴィジョン・教育分析の受け方、楽しみ方のコツが話されました。
 また、並行して、月1回開催されている「スーパーヴィジョン・ゼミ」のオープンクラスも開催され、事例や研究などそれぞれの関心ごとの検討がなされたようです。

 今回の専門家向けのOpenOfficeは、訓練をなぜ受けるのか、目的を再認識できる時間となりました。
 スーパーヴィジョン、教育分析やセラピィの受け方や意義について確認できたり、どのようなプログラムを受けることが自分にとって良いのか、先生方と自由に話ができたりしました。
 1年間の自分の成果の確認と、これからの1年をどう過ごすか考えるための場所として、また利用したいです。

スクールカウンセラーのMさんより


さいごに: 次に向けて

 何をするにもメンタルは重要です。
 いつでもメンタルは動いていて、我々の喜怒哀楽、安全感、充実感、パフォーマンスなどに影響しています。

 普段、自分のメンタルをどれくらい意識しているでしょうか?
 不調のときやうまくいかないときにメンタルを意識することが多く、普段は意識しないという人も多いでしょう。
 しかし、その時その時心に起きていることに目を向け、耳を傾ければ、いつでも自分のメンタルと付き合うことができます。そして、そのメンタルをケアすることも、鍛えることも、主体的にできるのです。
 PAS心理教育研究所は、いつでも自分のメンタルと付き合い、自分のなりたいメンタルを作ることのお手伝いをしています。
 今回のオープンオフィスに参加してくださった方に、そのことが伝わったという反応が返ってきています。
 今度はあなたも、遊びに来ませんか?

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