見出し画像

【看護師さんへ感謝の手紙】入院時に頼りになるのは、主治医より、看護師さんだね!

入院中に大変便利だった「健康管理メモ」の事例紹介

「健康管理メモ」事例

 放射線治療の副作用で唾液が出なくなり、口の中がいつもベタベタして気持ち悪い。主治医が処方してくれた「サリベート」の薬は、即効性はあるものの、薬の味で気持ち悪くなる。しかし、僕は薬に頼るしかなく、ベッドの上で口の中の気持ち悪さに耐えるしかなかった。

 僕は、中咽頭癌の治療のために、抗癌剤と放射線治療を受けている。抗癌剤治療は、1回5日間を3回、隔週で入院し、合計15日間入院する予定である。今日は、その2回目の入院だ。

 また放射線治療は、35回中、20回目を終えた。放射線治療は、後半になると副作用のために喉奧が腫れてひどく痛む。このために口から食事が出来なくなり、事前に準備した胃瘻のお世話になっている。そして唾液も殆ど出なくなってきた。唾液が出なくなることは、放射線治療の前に主治医から説明を受け、同意書にもサインしてある。

 しかし、実際に唾液が出なくなると、どうなるのかはよく理解していなかったというのが正直なところである。同意書には、「放射線治療を受けると唾液が出にくくなり、味覚障害もでてきます」と書かれているが、その時は想像ができない。実際に唾液が出なくなって体感しないとわからないものだ。このことは、放射線治療を受ける患者の殆どが同じでは無いだろうか?

 唾液が出にくくなると味覚障害だけではなく、口の中がベタベタする。普段は、唾液の量など意識していないからな。ベタベタするから、いつも水を飲む。最初は、ごくごくと飲んでしまっていたが、水を飲み過ぎるとお腹も膨れてくるので、そうは飲めない。と言っても、口はすぐにベタベタしてくる。

 そこで考えたことは、水を口に含んでしばらくそのままにしておく。氷で冷たい水が気持ちいい。今は、7月。病室は、エアコンが効いているが、設定温度はそう低くはないだろう。むしろ少し暑いくらいだ。だから、冷たい水を口に含むと気持ちがいい。今回のエッセイは、入院中にいろいろ工夫した事例を御紹介したい。

 有料版のエッセイは、不安な気持ちを軽減するために、僕が作成した事例資料がダウンロード出来ます。よろしければ御利用下さいませ。

 がんになってから、「お布施をすると気持ちが変わる」ことに気がつきました。現在「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」に毎月定額寄付をしています。皆様からいただいたサポートは、この寄付に充当させて頂きます。

ここから先は

2,044字 / 1ファイル

¥ 100

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

がんになってから、「お布施をすると気持ちが変わる」ことに気がつきました。現在「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」に毎月定額寄付をしています。いただいたサポートは、この寄付に充当させて頂きます。サポートよろしくお願い致します。