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「次の人のために」という青い鳥を放した日

青年海外協力隊員の住居です。掃除を頑張ったので記念に撮影。

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天井の電気シェードの中から、床まで拭きました。尚、ガスは通っていないので大部分はただの飾りです。

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「次の人のために」というより「使いたい人がやる」という考え方は、生活全般においてある。

とっても頑張ったので、とっておきのカレールーを使っていいんだよ。
飲用水は貴重なので、夏野菜をたくさん入れて無水カレーを。紫玉ねぎと赤いニンジンと、むき出しで板に並べられた推定豚肉を使った。

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2019年8月30日 選り抜き協力隊日記

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【一言メモ】
これが海の家……じゃなくて青年海外協力隊員の家です。現地では中堅以上の教師が住むところで、教師の子どもたちの声で毎日賑やかです。教員の多くが少数民族に属するので一人っ子家庭は少ないのです。3世代同居も珍しくありません。

最優先車輌であるベビーカーをすり抜け、壊れた鍵をなんとかこじ開けて滑り込むスイートホーム。有難いことに、壁も天井も風呂も完備。協力隊生活はいろいろな運で構成されていて、家もその一つ。住環境も上を見たら、首が疲れてしまいます。ここをいかにスイートホームにしていくか、という気持ちになるのは、なかなかのエネルギーを要します。
首と心が数回折れてから、風に揺れている雑草のように、見るものすべてに怯えないで再び前を向きたいものです。虫は来るよ、君のために。

前住民が置いていったドス黒い調味料を捨てたら、虫はあまりこなくなりました。ゴキジェットの数だけ強くなれる気がしたんだ。今は2本です。


・こちらは掃除中に聞いていた動画。接続が途切れると悲しい。
・なにかの糞があるので、消毒液や手袋やマスクがあればよかった。


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