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甘き寿司よ、来たれ

学校の外に寿司の屋台が来ていた。反射的に買った。6元(約100円)なり。

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店のお兄さんに「どっから来たん?」と聞かれたので「日本やで」と答える。「日本は寿司が高いやろー?こっちの寿司もいっぺんためしてみー」と手渡された。

2019年8月26日 選り抜き協力隊日記

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【一口メモ】
店舗の裏はこんな感じです。お金を触るときと、作る時に手袋を変えたりしていました。学生は平日には携帯電話を学校に預けているので、ニコニコ現金払いなのです。価格に応じて、具材を載せてクルクルクール。米が少なくて小さい海苔巻きなので、竹串で食べます。落とさないように注意してくださいね。

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味は全体的に甘い仕上がりです。「日本の食べ物は甘いです」としばしば不服顔の留学生から聞かされていたけれど、自分で甘くしているのでは?!

以下は国内各地の寿司です。まず北京のホテル。米から爽やかな香りが。

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貴州省の都、貴陽の寿司ショップ。個包装です。

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日本語科の先生方は「学生時代に作ったことがありますが、本当の寿司が食べたいです。サファー先生、作れますか?(わくわく)」と。
そ、そんな目で見られたら、期待にこたえたくなるではないか……!
作るのは簡単ですが、具材が手に入りにくいのがネックです。シーチキンもマヨネーズも嫌いって言うし。内陸だし。

任地ではスーパーに巻きすも海苔も売っていました。屋台の店主の言葉も相まって、「寿司は日本だけのアイコンではないんだな」と思った出来事でした。

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