ありがとう优衣库【息抜き回】

さすがに寒すぎた。

日本からの出国準備時、「スーツケースが50㎏を越えそう」なんて他国隊員(ヨルダンやザンビア隊)の苦しみを聞きつつ、私にゆるされた持ち込み重量はその約半分であった。中国国内線の重量制限のなんとシビアなことよ。

画像3

限界まで荷物を削減し、もはや減らせるものは衣服しかなかった。1年を通して温暖な気候と聞いていたから。それが間違いだった。

画像2

貴州省、めっちゃ寒い!!
晴れない、湿っぽい。

同僚や生徒から「薄着すぎる」と言われるようになり、服を買いそろえ始めた。貴州省は田舎だけれど、物価が安いというわけではありません。そりゃあ北京などの都会に比べたら格安ですが、僻地ゆえにすべての物品(特に衣料品)に関しては輸送費がかかっているので、それなりのお値段がします。

安かろう、悪かろう。おそらくですが、普段着はシーズンで着潰している人が多いんじゃないのかなと感じました。
コスパに関して思うところがあったので、思い切ってユニクロの通販を利用してみました。ありがとう山口の雄。ういろうはあなたたちのものだ。

私の職場では、小さい子どもがいる人はユニクロを買わないけれど、これと言ってお金がかかる趣味がない若い同僚はたまに着ている感じでした(お気に入りのアニメ柄のTシャツとか)。

画像1

到着。住所がないので学校に届きました。段ボールがしっかりしているので、このくらいの潰れですんでいます。

当たり前だけど、日本に比べると割高で、値下げ品ばかり買いました。
実店舗もたくさんありますが、私の住んでいるところからは高速鉄道に乗らないといけません。経費よ。後に省都のユニクロに行きましたが、接客レベルが高くドギマギしちゃいました。

2シーズン着られるかなと思ったけれど、叶わず。
_____________________

【あとがき】
タイトルの优衣库とはユニクロのこと。ひらがなだと「よういーくぅ」かな。優れた衣服の庫。音と意味がしっかり通っていますね。このような翻訳を仕事にしている人がいるそうです。相当難しいと聞いたことがあります。

私のお気に入りは三得利(サントリー)。
創業理念の「利益三分主義」からでしょうか。やってみなはれ~。

※これから協力隊に参加される方は、訓練前にウルトラライトダウンを買って福島なり、長野なり、任地なりへ持っていくのをおすすめします。所持率の高さ、比類なし。

画像4



よろしければサポートをお願いします。多くのとき、お腹を減らしています。