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「私たちの未来とは? 01」毎日ショートエッセー:古い羅針盤134章

今、皆が熱狂しているAI。その理由の一つに、AIの開発の先に人類とは何ぞや、その思考力や意識とは一体何なのか?そんな哲学論が潜んで居る様だ。確かに、今流行りのAIはNNを使った既存知識の集合体に過ぎない。一方、開発途上にある有機細胞を使った自主学習型AIは、それ自身が可動型機械を有すれば、ほぼ人間と同様の知能は持ち得るかもしれない。この辺りを私は今、小説として描こうとしている。一方、人体の直接改造だって可能な時代だ。全てを強化耐性化した人工細胞に置き換えたホモデウス等も、現実視されている。夢があると言えばその通りだ。が、どうもこれらは内向的な取り組みにも見える。詰まり、その先が問題なのだ。完全なAIやホモデウスの開発が可能になった先の未来社会とは何か?である。其処に既存の愚かで低能力な既存の人類との共存は在り得るのか?「闇の精神史 (ハヤカワ新書)」:木澤佐登志氏を読んでいる

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