詩 『詩人の空』
作:悠冴紀
暮れなずむ空を見上げる
空が私を詩人にする
昼間の熱気が身をひいて
空がさらさらと風を流し込む
今日という日を振り返る文学的な残光
緩やかに折り畳まれていく青紫のグラデーション
この時間が私を
詩人にする
************
※2007年8月(当時30歳)の作品
今回は夏の頭休めにセレクトしたゆるい一作です(笑)
注)この作品を一部でも引用・転載する場合は、「詩『詩人の空』悠冴紀作より」と明記するか、リンクを貼るなどして、作者が私であることがわかるようにしてください。自分の作品であるかのように公開するのは、著作権の侵害に当たります。
※プロフィール代わりの記事はこちら▼
※私の詩作品をご覧いただける無料マガジンはこちら▼ (私自身の変化・成長にともなって、作風も大きく変化してきているので、制作年代ごと三期に分けてまとめています)
📓 詩集A(十代の頃の旧い作品群)
📓 詩集B(二十代の頃の作品群)
📓 詩集C(三十代の頃の最新の作品群)
※ 小説家 悠冴紀の公式ホームページはこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?