彼岸花を求めて ~馬見丘陵公園のリコリス(2020年9月13日)

画像1 久々に行ってきました~! 隣の奈良にある馬見丘陵公園に、愛しの彼岸花を求めて!
画像2 というわけで、本日は、つい昨日撮影してきた最新の写真で、「2020年に出会えた景色」のマガジンを更新いたします。
画像3 気温の違いや品種の違いからか、いつも他の地域よりも早く開花して、一足先に枯れてしまうここ馬見の彼岸花たちですが、この通り、今年はどうにか間に合いました! たぶんこれも、球根分化タイプの日本の彼岸花リコリス・ラディアータではなく、種子の実る中国産の彼岸花リコリス・プミラだと思います。外見だけで区別するのはほぼ不可能ですが、プミラは少し小ぶりで早咲きの品種です。
画像4 彼岸花の群生する満開の土手
画像5 でもやっぱり、近くで見ると全体にはピークを過ぎていて、萎れかけの花が殆どでした💦
画像6 この公園は変異種も多く、こんな風に👆紅白ストライプの彼岸花もよく見かけます。(撮影場所は南エリアの三吉二号墳付近)
画像7 色々な種が混ざり合ってオレンジ色っぽいものもあり、新種の宝庫です😲
画像8 ここ👆中央エリアの水分広場のあたりは、すでに萎れているものと蕾とが疎らに見られ、例年のような群生はしていない様子でした。彼岸花の一斉開花には、雨がざっと降った後にガンと気温が下がる、という条件が必要なので、今年のように掴み所のない気候では、彼岸花たちも「もう咲き始めていいかな? まだ早いかな???」と決めかねて、それぞれが迷い迷い花弁を開いている感じなんでしょうね (^_^;)
画像9 さながら新コロや周りの人々の顔色を窺いながら、いつ活動を再開するのがベストなのか わからないまま、見切り発車で各々動き始めた人間界と同様、今年はどうも足並み揃わず・・・という印象です💦
画像10 幸いだったのは、他のリコリスより比較的に早く咲いて早く枯れるはずのリコリス・スプレンゲリーが、今年はまだこの時期でも咲き残っていたことです! これまでは、この花を一目見ようと狙って訪れても、毎年開花時期が大幅に違っていて気紛れすぎるため、すでに枯れていたりまだ蕾だったりで、不発に終わることが多かったんです。それがまさか、「この時期はさすがに、スプレンゲリーは無理だろう」と、完全に諦めていた今年この日に見られるとは! やっぱり何事も最終的には運だなぁ、と思いましたね😁✌️
画像11 ちなみに、今回一番気になったリコリスが、これです👆 スプレンゲリーによく似ているけど、少し離れたところに咲いていて、色味も微妙にスプレンゲリーより濃い赤紫。もしかすると、ヘイジャクスかジャクソニアナと呼ばれている品種かも?
画像12 あるいはまたまた、ここだけの変異種かもしれませんが、とにかく美しかった👍✨ そういえば服部緑地公園にも、似た色合いのリコリスが咲いていた記憶が・・・。でもあちらのリコリスも詳しい種名は不明で、ネームプレートは見当たりませんでした。やっぱりいずれも新種かも???
画像13 こちら👆はリコリス・インカルナタ。以前うちのバルコニーでも咲かせたことのある種で、乳白色にピンクの筋が入る可愛らしいリコリスです。どちらかというと夏咲きの品種なので、この花も今見られるとは思っていませんでした😲 今年はリコリスたちも今の今まで自粛していたのでしょうか?笑
画像14 ここ水分広場では、残念な発見もありました。これ👆、実はリコリスの蕾なんですが、接写に夢中な人たち(← 大抵は中高年男性)が、それと気づかず踏んづけていったようなのです😨 知らない人の目にはツクシかモヤシのように映るかもしれませんが、まさにこれらが、今あなたたちの撮影している放射状の美しい花を咲かせるんですから、どうか踏まないでください!!💢👊💢 カメラに夢中になりすぎると、単なる素材でしかない実物よりも、自分の作品としての写真の方が大事になってくる、というのが、人間の悪い癖のようですね💢
画像15 毎年のように見かけるリコリスの蕾の哀れな末路に心乱された私は、内心のムカムカとした思いを静めるため、ナガレ山古墳に登りました (;^_^A ここの見晴らしの良さは、園内一ですからね 💨💢 ← まだ怒っとるやんヾ(-_-;)
画像16 古墳の周りにズラリと並ぶ特徴的な円筒埴輪(レプリカ) うちにも一つお宝の土器というか須恵器(👈こっちは本物)がありますが、やはりこの手のアイテムにはロマンを感じますね💖
画像17 それはそうと、知らない人たちの目には、やっぱり白い彼岸花というのは物珍しく映るようで、群生する赤の中にポツンと咲くこういう白花(リコリス・アルビフローラ)は、来園者たちから特に撮影されまくっていました(笑)
画像18 確かに目を引く美しさですよね。
画像19 その白花彼岸花に、蝶々がとまって蜜を吸う姿を、うまい具合にカメラにおさめることができました! いかにも私らしく全体にはピンボケですが💧、ちゃんと蝶の顔というか目まで写っていて、可愛いワンショットです👍
画像20 赤い彼岸花とアゲハの組み合わせも、どうにか撮れました♬ 自然界の良きモデルです🦋👍✨
画像21 カリヨンの丘。時計台の前にほうき草ことコキアが茂っていて、何やらメルヘンチックな光景になっていました。絵本の1ページみたいですね 📖
画像22 園内でも特にこのあたり(カリヨンの丘)は、季節ごとに違った植物が植えられ、時に向日葵、時にコスモス、時にチューリップ・・・・・・と、四季折々の風景が楽しめます。
画像23 北エリアへと向かう途中で、今年もチャイニーズ・イエローバナナことチユウキンレン(地湧金蓮)が咲いていました🍌
画像24 いつ見ても存在感抜群の豪快な花👏
画像25 園内では、可愛いカラスもよく見かけます。この子たちもいいモデルです💛 警戒心が強いので、なかなか近くで撮影することは叶いませんけどね。(・・・・・・え? カラスを可愛いと思うのは私だけ???💧 好きなんですけど、私。好きなんですけど 💖)
画像26 またまたメルヘンチックな休憩処。ますます絵本の世界です 📖
画像27 さて、心ゆくまで花や緑を眺めた後は、いつものパターンでカフェタイムです🥞 この時期必ずオーダーしてしまうのが、このイチジクのパンケーキ。甘夏のコンフィチュール・ソーダと一緒にいただきました😋 以前イベントの時期に来店した時、友人がこれをオーダーすると、なんと皮をむいていないイチジクがゴロゴロ入っていて、さすがにこれはダメだろうと思いましたけどね💧 いくら繁忙期だからって、やっぱりイチジクは皮をむいて出さねば(笑) 今回は手抜きなしで、平常通りの美味しさでしたが (;^_^A 👍
画像28 それにしても、この日は日曜日の割に、例年に比べるとやはり人が少なく、近鉄五位堂駅から馬見丘陵公園行きのバスの中は、終始私一人で貸し切り状態でした💧 ただ、この公園は駐車場が充実しているので、いざ到着してみると、駐車場はほぼ満車。園内やカフェにもそこそこ人がいました。
画像29 とは言え、敷地内に10個近くも古墳がある広~い公園ですから、3密にはなっていませんよ。人との間に充分な距離を保てる屋外スポットで、ゆったりと過ごせました。バスの中でも、運転手から遠く離れて一番後ろの席にいましたしね。余計なものはバラまいていないはず・・・🌞(;^_^A マスクもしっかり着用して、マイ消毒液持参。ちゃんと気をつけながら動いています👍

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