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悠冴紀/小説家・詩人
2022年6月17日 15:22
作:悠冴紀大地に砕けた鋭い硝子片辺りに潜む無数の地雷傷を負わされた人間はその内側に凶器を育む哀しいかな過去の被害者こそ未來の加害者周りのすべてを巻き込んで新たな壊れ者を生み出していく同病相憐れみなど一時凌ぎの幻想だ壊れ者同士で更に壊し合っては足を引っ張り合うだけの末路立場の近い似た者同士の接触は更に危うい火種となる僅かに食い違う価値観は激しい怒りと憎