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【親の愛を知るということは】



こんにちは。
Saeです。


突然ですが…


貴方は親に依存していますか?


勝手に産んだんだから、私のこと大切にしてくれて当然

妹や弟ばかり大事にして私のことを大切にしてくれなかった

と大人になった今になっても
根に持っていませんか?



恥ずかしながら私は、
小さな頃の思いを根に持ってきました。


私よりも4歳下の妹に親を取られた気になって
勝手に嫌な気持ちになり、妹をいじってきました。

母にこっちを向いてもらいたくて、
一生懸命勉強したり、習い事で良い成績をとった。
でも自分の心は全くもって満たされることはなかったです。


親に褒められなかった。
妹よりも大切にされていない。
私はいらないのか。お姉ちゃんであるだけで他には価値がないのか。

本気でそう思っていました。

な、な、なんと、昨日まで。
恥ずかしすぎますね。


アラサー女がなぜ急に親からの愛の偉大さに気づいたのか
紐解いていきます。


◆愛されなかった自分を捏造して、事実と思い込む

◆愛情とは依存することではない

◆まとめ


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◆ 愛されなかった自分を捏造して、事実と思い込む


「愛されたい、生きてるだけで偉いと褒められたい」
私は本気でそう思って生きてきました。


自分が掲げた理想の親を見上げては勝手に絶望して、

「親がもっと褒めてくれる人だったらよかったのに」
「なんでこんな地獄みたいな家に生まれてきてしまったんだろう」

と恨んできました。


ですが、褒めてくれなかったからといって、
本当に親は私のことを一度も褒めていなかったのでしょうか?

私はこの一週間で
急に親への確執である根本を疑うようになりました。


私がフィルター付きでみてきた
今までの親は、

・私にだけ厳しい
・私のことは期待していない
・私のことを大切にしてくれない酷い親

だったんですが、

このフィルターを持ったまま、

・当時の自分がどうしたら嬉しかったのか、
・どうして欲しかったのか
・その時親の状況はどうだったのか

ひたすらにノートに書き込んで記していきました。



そして気づきました。
とあるフィルターの正体は…

自分の都合のいいように現実を見たいフィルター
でした!!!!


実際の私のノートをここに出すと、こんな感じ👇

親にもっと遊んでもらいたかった。1人遊びが多くて寂しかった。
👉父親は当時職場で昇進して大忙し。母は生まれたばかりの妹の世話で付きっきり。
構ってもらえるのは妹が寝た後の少しだけの毎日。ずっと付きっきりで遊んでもらえるのが当たり前と思っていて、あたかも私は1週間も1人で遊んでいる〜みたいに被害者意識で考えて事実を捻じ曲げているのではないか?

親に沢山抱きしめてもらいたかった。
👉妹が小さいのもあって私の時間が少なかったのは確かだが、勝手に遠慮して自分から抱っこしてとか言わなかった。悔やむならば、言えばよかったんじゃないか。自己主張が少ないのが原因。

自分の行動と親の状況を今になって考えると、
圧倒的に自分が悪いことがわかってしまったんです。


幼き日の私は
親は私のいうことを全て聞いてもらえて当たり前という価値観を

捨てられませんでした。

妹が生まれたことで一人っ子だった状況が一変し、
親からの愛が二手に分散されたことの勝手に腹を立てていたのです。

たった数回、
親からの

「後でね」
「今は妹の世話でそれをするのが難しいから後でいいかな?」

を拒否られたと過剰に反応して、
脳内で反芻して自分で勝手に殻にこもって
親のことを恨んでいたのですから本当にタチが悪かったです。
猛省。


貴方の過去の記憶は本当に事実ですか?
幼き日の貴方の脳でつくられた事実と異なっていませんか?


◆愛情とは依存することではない


親を長きにわたって恨む人は、
親に依存している。

こう言われて腹が立つ人がいるのではないでしょうか?


私もかつてそうでした。

親に依存?んなわけない
妹の方がよっぽど依存しているし、
何より誰よりも先に親に期待するのをやめた。

ですが、そう思っている人ほど
依存しています。


例に挙げると、

他の兄弟がお菓子をもらって喜んでいる中で
母から「〇〇も食べる?」と言われたのにもかかわらず、
「…私はいらない」といってもらいたかったのに意固地になる。
→あとから「あの時親が私にだけくれなかった…ネチネチ」

妹が靴を買いに行く時に母が〇〇も買おうかといってくれて、
いたのに妹なんかと一緒なら行かないと意地を張る。
→「お母さんがそれでも一緒に行こうっていって連れて行ってくれなかった…悲しい…やっぱり私って…」

👆このように親に勝手に期待して、思い通りにならなくて
ウジウジ、ネチネチしている状態を永遠に繰り返していることを依存と言います。

特定の何かに心を奪われ、辞めたくても辞められない状況のことを
指す言葉が依存ですから、この行動はまさしく依存。


こんなふうにウジウジ、ネチネチしている子供を
自分が同じことをされたらどうでしょうか。

嫌ですよね?


でもこんな子供なのにも関わらず

一緒に家に住まわせてくれるし、
ご飯の食べさせてくれて、
学校にも通わせてくれて、
ほしいものを買ってくれたりしてくれる。

親って偉大です。
本当に頭が上がらない。

自分のことを密かに恨んでいる子供を
それでも手厚く、愛情深く関わってくださるのですから。

心の中でも親に直接でもいいですが、
今まで沢山傷つけてごめんなさいと謝ってみてください。

親の偉大さに気づけ、自分の至らなさにも気づけたのなら、
それはとても素晴らしいことです。

依存は愛情じゃなく、ただの迷惑に過ぎません。

今もやってしまっていることに気づいた人は、
私と一緒にノートを使って猛省しましょう。


◆まとめ

💎親は私のいうことを聞いてもらえて当たり前という価値観を手放そう
💎貴方の過去の記憶は本当に事実ですか?
💎幼き日の貴方の脳でつくられた事実と異なっていませんか?
💎親の偉大さに改めて気づこう


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