#小説
Day 7: キッチン / 7-Day Book Cover Challenge
Day 7: キッチン / 7-Day Book Cover Challenge
7冊目は吉本ばななのキッチン。いまの文庫本は角川文庫からでているけど、僕が持っているのは福武文庫のもので1995年に刷られている。中学生のころに買ったんだと思う。
この本には「キッチン」、「満月―キッチン2」、「ムーンライト・シャドウ」という3つの作品が収められている。キッチンもいいけど、最後のムーンライト・シャ
Day 5: 神様のボート / 7-Day Book Cover Challenge
Day 5: 神様のボート / 7-Day Book Cover Challenge
5冊目は江國香織の神様のボート。江國香織の作品もたくさん読んできたけど、この作品が特に気に入っている。江國香織は作品もよいけど、あとがきも秀逸で、こんなことが書いてある。
小さな、静かな物語ですが、これは狂気の物語です。そして、いままでに私の書いたもののうち、いちばん危険な小説だと思っています。
こういった
Day 4: プレイバック / 7-Day Book Cover Challenge
Day 4: プレイバック / 7-Day Book Cover Challenge
4冊目はレイモンド・チャンドラーのプレイバック。フィリップ・マーロウが主人公となっているシリーズの中で、最後の作品だ。同時にチャンドラーの最後の作品でもある。もともと清水俊二訳を読んでいて、その後村上春樹訳を読んだ。
小説として読みにくい部分があったりするし、ロング・グッドバイやリトル・シスターのほうが有名な
Day 2: 嵐が丘(Wuthering Heights) / 7-Day Book Cover Challenge
2冊目は嵐が丘。僕が持っているのは鴻巣友季子訳で、いろいろな方の翻訳がある。この作品は1847年にエミリー・ブロンテが29歳のときに発表したデビュー作で、彼女の最初で最後の長編作品。
これは30代になってから読んだ。30代になってからはあまり新しい本を読まなくなったけど、これを読んだときは驚いた。嵐が丘は、とにかく複雑で読みづらい、そして長い。ただとても力強い文体で、頭の中で話の構成がわから
Day 1: ダンス・ダンス・ダンス / 7-Day Book Cover Challenge
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中高の友達からバトンをもらい、僕も7冊について書いてみる。候補をピックアップしてみたらけっこうな量になったので、基本的に小説にしぼって選んでみる。
最初の1冊は村上春樹のダンス・ダンス・ダンス。佐々木マキさんのイラストが素敵。僕の持