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社労士会地元支部主催の労務管理研修会(運送業の2024年問題)に出席した話

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

先日、社労士会の私の所属する支部の隣の支部主催の労務管理研修会(リアル開催)に参加しました。

内容は、千葉の社労士の先生による「2024年問題への対応について~法律改正で変わる運送業の労働時間」というもので、ご自身の運送会社での経験を踏まえ、顧問の企業も運送業が多いというご経験から、特に運送業に特化したいわゆる2024年問題について、非常にわかりやすく、丁寧に教えていただきました。

まずは労働基準法の改正の概要、特に運送業(運転業務)に関する部分について説明いただきました。

続いて、新しい「改善基準告示」による労務管理の実務におけるポイントをわかりやすく説明いただきました。

改善基準告示とは、トラック、バス、タクシーなどの運転を行う仕事に従事する人の労働時間等に関する基準を示したもので、正式名称は「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」といいます。

改善基準告示は、交通事故の防止と運転者の労働条件の改善を目的として定められ、運転時間の制限や休息時間の確保などにより、運転者の疲労を防止し、交通事故のリスクを減らすことを目的としています。

とても興味深かったのは、改善基準告示のなかでも、休息できる設備があれば、二人乗務特例といって、運転者の拘束時間の上限を20時間まで延長できるなどの特例が適用になるというもので、この休息する設備に該当するものについて、実際のトラックの中の写真で、このタイプのベッドはダメだけど、このタイプはシートベルトもあるのでOKなどと、具体例で説明いただけたので、とても理解がしやすかったです。

最後に「2024年問題のゴールに向けて」ということで、人材の確保の重要性と、やはり運賃の改善は避けられないということで、そのあたりの対応策をせつめいいただきました。

私はまだ開業しておらず、社労士としての業務は全くやっていないので、当然、運送業に関する社労士のかかわりは全然知らなかったのですが、今回のお話を聴いて、とてもリアルに感じることができましたし、今後さらに勉強するにもその基礎となるものを学ぶことができました。

また、研修会終了後の懇親会にも参加しまして、私の所属する支部長の隣に座ることができたので、色々教えていただけたのと、私のこともお話しできたので、懇親会にも参加してとても良かったです。

来年3月までは「その他登録」のため、社労士業務はできないですが、引き続き、研修やイベントにはすべてに参加し、少しでも社労士の先生方との接点を作りたいと思っております!

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