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読書記録:「具体と抽象~世界が変わって見える知性のしくみ(細谷 功 著)」

北海道在住のコンサポ登山社労士のkakbockです。

先日、ビジネスコンサルタントである細谷功氏の著作である「具体と抽象~ 世界が変わって見える知性のしくみ」を読みました。

この本を知ったきっかけは、士業コンサルタントの方のメルマガ(ニュースレター)で細谷功氏の著作が紹介されていたからです。

また、この士業コンサルタントの方のセミナーを受けた際に、メタ認知とアナロジー思考の話が何度も出てきており、これらについての知識を得たかったため、細谷功氏の著作に興味を持ち、まずはこの本を読んでみることにしました。

この本は、2014年の作品で、9年前に出版されたものですが、内容的には全く古さはなく、上記の士業コンサルタントの方の話で学んだことを、改めて文字で読むことで理解が深まったと思います。

4コマ漫画がところどころにあり、テンポよく読めましたし、ページ数もそれほど多くないですが、内容としては非常に濃かったです。

そのため、読み終えるのにそれほど時間はかからなかったですが、とても分かりやすかったので理解もしやすく、著者も言っているように、「もう戻れない」状態になりました。

特に学んだ内容としては、
・「具体=わかりやすい」とは一概に言えない
・具体と抽象の往復思考の重要性
・アナロジー思考
について学ぶことができました。

永遠にかみ合わない議論、ヘイトスピーチ、ネットでの炎上。その根底にあるのは「具体=わかりやすさ」の弊害と、「抽象=知性」の危機。動物にはない人間の知性を支える頭脳的活動を「具体」と「抽象」という視点から検証。具体的言説と抽象的言説のズレを四コマ漫画とシンプル図解で表現。

【目次】
●序章 抽象化なくして生きられない 
●第1章 数と言葉 
●第2章 デフォルメ 
●第3章 精神世界と物理世界 
●第4章 法則とパターン認識 
●第5章 関係性と構造 
●第6章 往復運動 
●第7章 相対的 
●第8章 本質 
●第9章 自由度 
●第10章 価値観 
●第11章 量と質 
●第12章 二者択一と二項対立 
●第13章 ベクトル 
●第14章 アナロジー 
●第15章 階層 
●第16章 バイアス 
●第17章 理想と現実 
●第18章 マジックミラー 
●第19章 一方通行 
●第20章 共通と相違 
●終章 抽象化だけでは生きにくい

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