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定行恭子 *朗読家
2020年6月4日 03:15
プラネタリウムを運んでいる今日も静かな祈りの狭間をいちばん星を輝かせるためいつからだったろう空を見上げるようになったのは悲しみで閉ざされた夜闇につながる途方もない道眠れずにただ 夜を聴いている朝焼けの眩しさに気だるさを抱えたまま寄りかかるいったいどこへ向かえばいいのだろう私のうえにも かつて星は降りそそいでいたやさしさを携えて導き出す答えのようなひかり