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ナチスBLアンソロジーという同人誌で文学フリマ東京35に出展します
11/20(日)に東京流通センターにておこなわれる文学フリマ東京35に参加いたします。
ブースN-20にて、サークルROSEBUDという所の出展する『ナチスBLアンソロジー』に短篇小説「隕ちる顔」を寄稿しています。同人誌は一冊1000円です。
ナチス・ドイツ時代に設立されたシンクタンク、アーネンエルベで働く若き鉱物学者が、政府がチベットから買取ったという隕石の成分分析を頼まれ、その石から彫り上げたという仏像に、そして制作者のドイツ人仏教徒に出会うお話です。
”隕石仏像”は実物が存在します。
2012年9月に科学雑誌上で発表された、「宇宙から来たブッダ」というドイツのシュトゥットガルト大学のブーフナー教授による論文で紹介されました。
論文では、仏像はアタキサイト系隕石から作られてた毘沙門天像と目されており、これが今回の短篇の元ネタとなっています。仏像は11世紀チベットで作られその後ナチスが買い取ったと氏は考察していますが、仏像のディティールからそれは有り得ないという批判も呼んだことで一時期有名になりました。
オカルト、宗教、ドラッグ、陰謀論、ロシア宇宙主義がてんこ盛りのお話です。
他の方の書いた作品に関しては以下を参照。
今週の頭に無事印刷所への入稿が完了し、11/20の文学フリマ東京にて頒布予定だったナチスBLアンソロジー『二つのスワスティカ』の頒布が確定しましたため、これより中身について言及を行います
— 反動的文學集団『ROSEBUD』11/20文フリ東京N-20(第一展示場) (@ROSEBUD_PE_No1) November 12, 2022
また、今回は表紙とポスターのデザインも担当しました。こんな感じです。
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ご興味のある方は当日手に取っていただけると幸甚です。
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