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病は気から?

医者は病気を治せない
自然治癒力が治すのだ

手伝う医者と邪魔する医者と

そもそもどうして
病気になったのか

病気になった根本原因は
自分わたしにしか理解できない

頭で考えても知識を集めても
理解は遠ざかっていくばかり

一体どうすれば──

☆☆☆

こんにちは!
フジミドリです♡

私は道術家です。日々の暮らしから、気づきと理解を得て自由自在になってきました。

詩と物語が浮かびます。旧知の朔川揺さくかわようさんは柴犬の絵を描いてくれました。

【癒や詩絵物語】

ご覧になって、癒される方がお一人でもいらっしゃるなら嬉しいご縁です。

では早速──

☆☆☆

ある日、初老の塾講師は困っておりました。担当する中学生の具合が悪そうです。

授業を続けるべきか別室で休ませるか。早退させるという選択肢もありました。

例のウィルスかもしれない。ワクチンを打ったから体力低下はあり得ます。熱中症もまだ心配です。少しばかり思案して・・

授業ブースから面談室へ移して休ませ、親御さんに連絡、迎えに来てもらったのです。

ひょろりと背の高い少年を、小柄な母が支え歩く後ろ姿はエレベーターの扉へ消え──

塾の受付で見送った初老の塾講師は、意識こころの中で彼に語りかけるのでした。

☆☆☆

『やれやれ。さぞや痛くて苦しくてツラいだろう。わかるよ。痛いのヤダもんなぁ』

『でもさ。痛みを引き起こしているのはキミの細胞だよ。どうしても必要なんだねぇ』

『痛みは修復する時の緊急信号。工事の騒音みたいなものさ。休んでくれって警告だよ』

『気づかなければいけないね。ムリしたんだろう。細胞の声を聞き損なったんだなぁ』

☆☆☆

細胞に働く大自然うちゅうの法則は
完全完璧だから間違えない

間違うのはわたしの想いである

嬉しくても悲しくても
ワクワクでもガッカリでも
度を過ぎれば毒になってしまう

それでも細胞は全力なのだ
一つが犠牲となって身を救う

嬉しすぎても血液が
ピンクになることはない
悲しすぎても血液が
ブルーになったりしない

なのにいつの頃からなのか
わたしは想いに振り回されて
細胞の声が聞けなくなっていた

痛みは薬で押し殺す
手術で切り取ったり──

もはや手遅れだろうか

いやいや今からでも間に合うはず
細胞の声に心の耳を澄ませよう

わたしのためだけに
いつでも全力を尽くし
犠牲となって消えていく──

そんな細胞の声を聞いていこう



朔川揺さんの柴絵🐶
少しでも癒されたらええなぁ🥰

☆☆☆

お読み頂きありがとうございます!

次回10月6日午前十時です。西遊記の創作裏話は木曜午前十時に公開します。

是非いらして下さい。

ではまた💚



ありがとうございます🎊