"ままならない"恋愛を漫画で学べ【堀居姉妹の五月】
5年間書店員をしておりました。
地球が終わる日には1日漫画を読むと思います。
そんな私のオススメ漫画を紹介させていただきたい。前回は「ちひろさん」
今回は2冊目です。
どんなときに読むかな…
1ヶ月に1回は読んでるから本棚最前線にある…
なんか恋愛でうまくいかなかったり、
友達の恋愛相談受けたときだったり、
ただ単純にトキメキ補充したいときに
定期的に読み返す1冊!
「堀居姉妹の五月」(全4巻)
【あらすじ】
それぞれに事情をかかえた、
四姉妹のままならない恋愛物語。
こじらせ女子の友人ら、号泣率ナンバー1。
各1人ずつしっかり掘り下げてくれる。
○ドリーズランド(要はデ●ズニー)オタクの長女
既婚者だけど現在実家に帰り中。
○美人なのにお見合い13連続失敗中の次女
元教師(処女)年下の王子様が現れます。
○元バレーボール選手、ボーイッシュな三女
オネエの彼氏と同居中。
○10代のころからアイドル四女。
遂に卒業、プロデューサーのことが好き。
こんな個性的な四姉妹の物語…
四姉妹それぞれの、
どうにも上手くいかない恋愛。
みんなの悩みが赤裸々で心に刺さる。
それが刺さりまくって、泣けるんだ…
言いにくい、恥ずかしい悩みだけど、
それに振り回されてるって事はきっと
自分中の大切な部分なんだよ、っていう。
個人的にはボーイッシュな三女菜実子とオネエな彼氏シゲちゃんとの話が大好きで。
一言に「オネエ」といっても一形ではない。
身体的に女性になりたい人もいるし
男性になりたい人もいる。
恋愛対象が女性な人も男性な人も。
でもそれって形に当てはめる必要ある?
好きになった人の、望む形をお互い歩み寄ることが必要なんじゃないのかな?
でもそれを曝け出すには、恥ずかしいし、否定されたら怖いし、勇気がいる。
自分の弱いところを見せ合うからこそ
お互いを大切に、想いあって生きていくんだよね…!
という、ほんとに色々考えさせてくれる
素晴らしい作品なんです…!!!
作者の御徒町鳩さんは、松本ミーコハウスって名前でBL作品も書いてるんだけど
全作通じて、「自分の弱いところを見せる」っていう描写が素晴らしすぎて泣く。
初めて出会ったのは「ファンタジー」という作品で、こちらはなんと14歳と59歳の恋物語。
こちらもほんとに良い作品です。
好きすぎて発刊されてる漫画はほぼ全て持ってます…(笑)オタク体質だから集めたいのだ…
御徒町鳩さんも、松本ミーコハウスさんの作品も素晴らしいのでぜひ読んで欲しい…
ちなみにweb漫画では、マンガMeeで
「ハタチまでになんとかシたい」を
連載中なのでそこから是非読んでみて…
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