小旅行気分スーパー銭湯とアホの坂田

休日ハンドメイド作家の、saco.です。

最近、勤めている会社の仕事の休日で、
3連休をいただく機会が多いのだけど、
ずっと製作だの、イベント準備だの、、、
が、しんどくなっていたここ数週間。

今週もまた3連休を頂いたので、
どうせなら、なんか旅行したいな〜、、なんて
ぼんやり考えていたのですが、
あっという間に3連休初日。

友達と飲みにいき、
ええとこの旅先を教えてもらい、
調べるも、まぁ前日ですよ。
料金高いわ、まず空きがないわ、、で。

しゃあない、今回は近場を楽しもう。と、
遠出を諦めて、近場をぶらぶら散歩してみたり、をしてたんです。

三連休最終日の朝。
あかん！やっぱどっかいきたい！

そうなった私は、
なんかとにかくちょっと旅っぽくて、
あ、あと温泉入りたいな、すっきりしたいな。

なんて考えながら、Googleさまに聞いてみたら、
バスで大体1時間弱？な、
私の住む神戸市の、西のちょい田舎に、
天然温泉のスーパー銭湯があるとな。

名前は聞いたことがあったのだけど、
車ないし、原チャではいけないな〜
なんて考えていたのですが、
最寄りの駅から無料シャトルバスなんてものがあるやん！

そんなことを知ってしまった私は、
まぁもう行動あるのみ、ですよね。

早速出発です。

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さぁ最寄り駅まで路線バスで来ましたよ。

神戸市営地下鉄　学園都市駅　

大学キャンパスが周辺にいくつかあるこの駅。

昔、店があんまり盛えていない印象で、
神戸で唯一ここで見たことがあった
「ドムドムバーガー」があったイメージしか
私にはなかったこの駅。

今では、なんか色々めっちゃ綺麗になって、
マクドもケンタもミスドもスタバも揃う
なんて素敵な場所なっとん！

時代は変わりました。すご。

そんな駅のタクシー乗り場付近で、
無料シャトルバスを待ち。。。

ほんとにこんなとこくるの？なんて場所なんで、
不安ながら待っていたのですが、
続々と集まるご老人たち。。。
もしかして。。。

と、そこへバスがやってきました。

みんなぞろぞろ乗るやん。
そうか、ちょい田舎のスーパー銭湯は、
ご老人たちの憩いの場なのか。

一緒に乗って、
AMラジオが流れる
マイクロバスで揺られること10分弱。

もうあたりは田畑と古民家と、
ちょっとした森に囲まれた場所。

つきました。

天然温泉スーパー銭湯
太山寺温泉「なでしこの湯」

宿泊施設も併設されるこの温泉。

思っていたよりもこじんまり。
入り口も、
田舎の道路の途中によくある「お食事処」

これはなかなか小旅行に来た気分ですよ。

クーポンで、フリーソフトドリンク無料がついたチケットを購入。
券売機でチケットを買うのも、ええ感じ。

受付のおじちゃんが、まぁ良い人で。

「これ、ソフトドリンク飲み放題やからね、早速いっぱい飲んでね！」

そんなん言われたら、まず、飲みにいきますよね。笑
お風呂前の1杯、カルピスいただきました。

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さぁ来ましたよ。

温泉！

ここは、ラジウム温泉だということで。
（て、書くけど実はなんのことか、よぉわからんです。
　でも、なんか、体に良さそう。）

程よい大きさの大浴場と、
窓を開けて開放感のある半露天風呂。
ミストサウナに、源泉水風呂。

最初は、う〜ん、ちょっとあんま感動ないな、
なんて考えていたのですが。

大浴場
↓
ミストサウナ
↓
源泉水風呂
↓
ジャグジーの半露天風呂
↓
窓の外のベンチでちょっと外気に当たり、、、


また
ミストサウナ
↓
源泉水風呂
↓
ジャグジー
↓
外気

やばい、ハマった。

なんだ、気持ち良すぎる。

このローテーションを、
3回くらいして。

最後は、源泉水風呂の打たせ湯で、肩に浴びまくって、
その後、寝そべれるジャグジーに浸かって、、、

はああああああぁぁぁぁあああああああ

はい、声出ました。
普通に声出ました。

横のおばちゃんにめっちゃ見られました。

でも、うん、気にしない。めっちゃ気持ちいい。最高。

天井見上げれば、
年季の入ったちょっと寂れた天窓。

その景色も、なんだかまた良くて。

しっかり2時間ほど、堪能。

最初に、ちょっと残念、なんて思ってごめんなさい。
めっっっっっっっっちゃよかったです。

とにかく、一番、源泉水風呂、マジでよかった。

湯打たれている時間は、無心、浄化。

語彙力失くすくらいに、マジでよかった。

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ゆったり温泉つかって、
堪能しまくって。

さぁ、帰ってまいりました。
フリードリンクの時間です。

横の売店で、
アイスも買うよ。

この時間のために来たようなもんで。

色々あるな、どうしようかな、えー迷う。

1人で散々迷って決めたアイスがこちら。

昔懐かし！ミレービスケットのアイス！

なんだこれ、こんなのあるんかいな。
1人で感動して、こちらに決定。

さて、なんでこの写真、スプーンメインに写ってんの。
っていうのには訳があって。


レジに持って行くと、
最初に受付してくれたおじちゃんが、

「これ、折れやすいからね、2本渡しとくね！」
そう言って、渡してくれたアイスのスプーン、2本。

やさしさ！

そうなんだよ、こういうとこのこういうアイス、
固くて、木べらのスプーン折れるんだよな、
わかってるねおじちゃん。

そんな優しさに触れながら、
食べたミレービスケットのアイスは、
アイスクリンみたいな
ちょっとシャーベット感のあるバニラアイスに
ミレービスケットがまんま入っているという
斬新なもの。

　風呂上がりアイスうま！

そして、スプーンは、
なんか、折ったらあかん気がして、
大事に大事に食べてたら、
1本で折れることなく完食できました。

ごめんよおじちゃん。
大事にもう1本は持って帰ったよ。

ソフトドリンク飲んで、
フリースペースでダラダラのんびり〜

もし今度来た時には、
ハンモック乗りたいな。なんて、
ハンモック占領してる
風呂上がり爆睡おっちゃんを見ながら、ぼーっと過ごして。

さぁ時刻はもう夕方17時。

帰りのシャトルバスに乗ろうと、館内のパスを返却しに行くと、
優しい素敵受付おじちゃんが、
「もう良いんですか？」なんて、いうもんで。
えー、もっといたくなるやん。笑

「今度は朝から来て、一日ゆっくりしていってね」

おじちゃんは最後まで優しさ全開でした。
絶対また来る。うん。すぐ来る。

そうすぐ誓って（ちょろい）、
帰りのシャトルバスに乗ったのでした。

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さぁ帰りのシャトルバス。

夕焼けに染まった畑の風景を見ながら、
ガタガタ揺れるマイクロバスに乗ってぼーっと。

聞こえてくるAMラジオがさ、また田舎感出てて。

そんなラジオからは、
先日亡くなった、
浪速のモーツァルト・キダタローさんの話題が。

「キダタローさん、
いろんな曲を作ったんだけど、
こんな曲も作ったんですよ。」
なんて紹介された曲が、

アホの坂田の歌

えええええええ。
アホの坂田の歌、ラジオで流すの？！
てか、1曲ちゃんとあんの？！

AMラジオなんて何年も聞いてなかったけど、
これは衝撃でした。

いや、坂田師匠！大好きやったけど！

困惑しながらも流れる、アホの坂田の歌。

それを聴きながら、
一緒に乗車した数人のご老人
誰1人笑うこともなく揺られるマイクロバス。

夕日に染まった畑の景色とのどかな道路。

このシチュエーションはなんなん！

1人ツッコミながら、バスに揺られる帰り道。

心なしか、
揺られるバスのリズムも、歌のリズム刻んでるようで。

「アホ♪アホ♪アホーのさっかた♪」

もう心の中で大熱唱しながら乗った、帰り道でした。

平和やな！

しかし、シャトルバスの乗車時間は短く、
アホの坂田の歌は、最後までは聴ききれず。

1曲全部が気になるので、また検索してみるか。
いや、でもなんか、これはそのまま聞かずにいるべきか。

そんなこんなを考えながら、
結局検索せず、
この小旅行の思い出として残すことにした。

最後に全て、アホの坂田に持ってかれた
3連休最終日。

良き時間でした、なでしこの湯。ありがとう。
またいきます。