ソニー製ではない。 ソニー生まれである。
「アイボは5,000兄弟」。
地球のあちこちの町で、暮らし始めました。
とつづきます。
AIBOのネーミングは「相棒」、目(eye)を持つロボットAI(人工知能)の3つからきているそうです。
AIブームはもっと前から研究者の間ではきていましたが、実際に応用されて一般消費者向けに世に出てきた商品としては日本ではおそらくこれがはじめてでしょう。
初代AIBOの発売は1999年。
早すぎた、ともよく言われます。
1979年のウォークマンの頃しかりかもしれませんが
このころもソニー製、ソニー製と国内メーカーの中では、よくブランディングできてる会社だったのではないでしょうか。
そんな中でソニー生まれ、とすることで
AIBOは「名家から生まれた『生き物』」ですよ、
ということをわかりやすく伝えており、既成概念を打ち崩す商品であるのをそれとなく伝えていると思います。
ソニーの開発者側にも経営者側にも、遠くない将来ロボットの犬を生物の犬と変わらない感覚で飼う場面がリアルに想像できていたのでしょうね。
地球、というフレーズは宇宙、と対比されており
ここにも近未来感がよくでていると思います。
あの頃ソニーが描いていた景色は、そろそろ実現されるかもしれません。
そんな時どんなコピーが生まれてくるのかも、また楽しみの一つです。
図解でコミュニケーションを変えることをミッションにここ3年くらい活動