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凄いのです、人間は。

一か月って早いもので、アッっという間に10月の4日、今日は四日の市なのです。

4日の市って四日市の人以外は知らないと思うけど(四日市の人も知らない人は知らない)JR四日市駅前で市をやっていて、近隣のお店が出ている。

中でもパン屋さんが多く、4件ぐらい売って居る、そのパン屋さんの中に大栄軒さんがある。

その大栄軒さんお店を出すの実に数か月ぶり、何故かと言うと体を壊していたのだ。

3月ごろには入院していて、誰とも会えずに絶望していたらしい、ヘルニアの症状なのですが、どうも解りずらくて、お医者さんを回りに回って、やっと解ったらしい。

背骨の一部に何かしら切れている部位が有って、そこを直すって事だけど、痛みが酷くて大変だったうえに、痺れた感じもあってパン屋の仕事はなかなかできなかったらしい。

大丈夫なんですか、と聞くとまだコルセット付けてるんですけどね、でも人と話が出来て良かったと教えてくれた。

何時もの店のパンも焼けなかったから、今日持ってこれたの奇跡みたいなもんですよ、と言っていた。

アインシュタインが言っている「人生は二つの生き方しかない、奇跡など無い様に生きるか、すべてが奇跡であるように生きるかだ。」

それまでパンを焼けていたんだから、病気は災いみたいなものだ、それでも今の状態が奇跡と言う彼は凄いとしか言いようがない。

私だったら痛い時点でダメになっているわと思って、無理しないでゆっくりやっていてね、とゆっくり解説張りにゆっくりと言っていた。

人は自分では運命は決められない、しんどいとか、悲しいとか、自分だけが何でこんなとか考えがち。

私もね、若い頃には仕事の事で絶望感が溢れ出していて、なんでこんな人生を与えられたんだろうと思った時期がある。

人間はそれでも生きているし、人間は生きてさえいれば何とかなる、(悩んでいる人ごめんなさい、大変ですよね、悲しいですよね)何処かに向け穴や抜け道があって、違う方向で歩く事が出来るようになる。

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