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眠れん時は感謝です

不安が有ったりすると、寝られなくなる日が在る、考えても仕方の無いことは考えないと言い聞かせても、気持ちと体は違ったりする。

基本的には楽天家で、よっぽどじゃない限りは思い悩んだりしない、会社をしていた時に、お金を借りられなかったら、仕事があるのに資金ショートするとかね。

近所のお母さんが子供が勉強しないで悩んでたりしていても、そんな自分では如何にも為らない事で悩んでもなーと言う感じだった。

きっと会社の経営について悩んでいたから、子供の事は次の又次になってたんだろうな。

子供には申し訳ない話だ。

今の悩みは会社をしていた時に比べたらなんてことない、肌荒れが酷くて外に仕事に行くのが困難なのに、家で出来る仕事が見当たらない。

会社のお金の算段をしていた時期よりは小さい小さい悩み、なのに何で眠れんのだろう。

「昨日はちょっと眠れんかった、眠れんでネット見たら余計に眠れなんだ。」娘に言ってみる。

「お母さん、あかんで寝やんと体にも心にも悪い、いつもゆうとるやん。」何時の間にか三女に説教されている。

「ほんとにな、どこかしら悪成るって先生ゆうとったよ。」と次女も参戦、この先生は心療内科の先生だ。

「ウーン解っとるよ、だけど目が冴えてくるんやもん、眠れやんのやったら、もう起きとった方が良くない?」だって寝られないんだもん、心で呟く。

「そうやって、言い訳して、私らのいう事聞いて無いやろ、ボケにもなり易いらしいで。」三女がまだ攻めてくる。

ボケ上等だよ、ボケてやろうじゃ無いか、なんて開きなおったり、してる時もある。

まあでも、ここはチョッコッとだけ娘に寄り添って、説教を聞いて於いた方が良いのかな、老いたら子に従えってね、(そこ迄は年取って無いけどね)

「ちゃんと聞いてるよ、頭に小さじ一杯分の忠告を入れておくから。」そう答えてみる。

「そんな綺麗な言い方してもいかんで、ちゃんと聞いてくれやな、可愛い言い方やったら納得すると思うなよ。」笑いながら、三女が答えてくる。

こうやって笑っていると、何だか仕事無いって考え込んでたのがどうでも良くなる。

だって、会社の時とは違って、従業員さんとその家族の生活なんて考えなくても良いし、自分と娘の生活だけだもんね。

よくよく考えたら、仕事の悩みって何だか贅沢なのかも知れない、だってね、国が戦争に突入して、大人になったら何になりたいって言われて、『大人になる事が出来たら考える』と言う子供たちも居るんだもんね。

ここまで生きてきて生活できているのに感謝して生きてゆこうかな。


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