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SNSの悪夢

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SNSの所為で悪夢に陥った男の話です。
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#悪夢

【小説】SNSの悪夢

自分はタバコは吸わないから、煙草を飲む人間は違う人種だと思っていた、身体に悪いのが解って…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

人間食べていると喋らない、食べながら話す人も居るらしいが、大概が食べるに集中する。 隣で…

内山祥子
8か月前
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【小説】SNSの悪夢

陽が昇ると起きてまだ暗いうちに運動をするのが日課になっている、運動と言っても散歩だったり…

内山祥子
2年前
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【小説】SNSの悪夢

「社長は出れませんよね、立花から電話が有ったって言っといてください。」 「解りました、後…

内山祥子
2年前
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【小説】SNSの悪夢

SNSには住人がいて、それが話題の人間を叩きに来る、自分が関りが無いにも関わらずだ。 電話…

内山祥子
2年前
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【小説】SNSの悪夢

SNSはステージを全世界にする、それは取りも直さずいい意味でも悪い意味でも注目を集める場所…

内山祥子
2年前
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【小説】SNSの悪夢

スーパーのレジに居ると、社会のヒエラルキーの最底辺に居る気がする、ありがとうと言ってくれる人はほんの少しで、それでも此処に居なければならない。 仕事があるよりは無いよりまし、同僚はそう言って最低賃金に近いこの仕事を受け入れている。 スーパーで働いているのに、スーパーの正価で商品が買えない、バックヤードに置いて有る消費期限すれすれの商品を買って調理して食卓に並べる。 SNSで言いたい放題しても許されるんじゃないか、あちらは良い給料を貰って好きな物を買える生活しているんだか

【小説】SNSの悪夢

 ドアを開けると誰かが待っているのが当たり前だと思っていた、『おかえりー』その声がどんな…

内山祥子
2年前
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【小説】SNSの悪夢

仕事も家庭も自分の努力だけでは如何にもならないそれは解っている、如何にも成らないものの努…

内山祥子
2年前
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【小説】SNSの悪夢

今日も仕事だ気持ちが重い、スーパーのレジって最下辺に居ると思っているのは私だけじゃない。…

内山祥子
1年前
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【小説】SNSの悪夢

立花は妻も仕事も失って、一人で家で考え込んでいた、人は生きていると、現実からは逃れられな…

内山祥子
1年前
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【小説】SNSの悪夢

先ずは男から調べよう立花はそう思った、幸い今の自分は時間がある、不倫不倫と騒いでいる人間…

内山祥子
1年前
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【小説】SNSの悪夢

そこは静かな住宅地だった、真昼間に来たのだから、人も車も少ない、子供の声が聞こえるほどに…

内山祥子
1年前
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【小説】SNSの悪夢

朝何時に出かけるのか解らないから、早い時間に家が見える所で待機する、朝が早いのは慣れてる、早い時間に行って家が見える所で見ることにする。 新興住宅街と言っても、家が全て立ち並んでるわけでは無く、公園を囲んで、未だ建っていない土地もあった。 幸い公園から家が丸見えになっているので、公園で朝食にしようと買ってきたパンを食べてコーヒーで流し込んでいる。 住宅街の朝は早い、少し暗い住宅街でポツリポツリと灯りが点っていく、ゆっくりと朝が始まってゆく。 あちこちから朝の匂いが漏れ