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今日の1冊;しょぼい起業で生きていく/えらいてんちょう

こんにちは。

今日の1冊は「しょぼい起業で生きていく」です。

ゆるくて、読みやすい文章で最後は対談が載ってます。

私的には対談が面白かった。2018年なんで、すでにphaさんがシェアハウス飽きたとかって、辞められてるし、変化していってますが。


最初の章では、リサイクルショップを始めたしょぼいてんちょうのお話。

これが面白くて、キーワードは「生活の資本化」とその発展型の「資産の資本化」

何かを特別に仕入れるとかいう考えじゃなくて、持ってるもの、生活で出る余剰的なものを売ればいいみたいな。

ほんとゆるくて、、、

だから、家を借りるときに、店舗を借りて、住んじゃった。それで

「せっかく店に住んだので、開けておいたら何か売れて儲かった」 ところからすべてが始まりました。


住むために借りた謎店は、余計なコストさえかけなければ、謎の客によって謎の売り上げがあがり、謎に維持されていくのです。

らしいのです。

色々と面白いなぁ~と思いながら読んでましたが、ゆるいけど、ゆるくない本でした。

なんで、謎店なのに、人が集まるのか?

そして、別に頼まれもせず、無償なのに手伝ってくれてしまう謎なお客さんたちについても、奥が深いな~と思いました。

人って何のために働くんだろうとか、生きがいってなんだろうとか。根底にあるものをよく理解されているんだなぁと思います。

だからしょぼいてんちょうは、全然しょぼくないんですけど。

その後の、「しょぼい喫茶店」OPNEで登場する「エモい店長」の話も面白かった。


結局のところ

しょぼくたって、人は生きていけます。

だから、そんなに苦しいんだったら、辞めても死にはしませんよって。

逃げりゃいいんですよ。って私も思う。

雇用というもの自体はなくならないと思いますが、仕事の概念は多様化していて、プロジェクト型の仕事って普通になってきてますよね。

プロジェクトのために集まって、終わったら離散していくような形態って今はいっぱいありますよね。生産性あがるし・・・。

これからの起業では雇用って概念は減っていく

そういうこともあるかもしれない。

いろんな生き方があるし、仕事の仕方だって人それぞれだ。

辛いならやめればいい。


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