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アメリカ編 テキサス州ヒューストン【Vol.1】

日本人が意外とたくさんいる!

2011年9月、ヒューストンに引越してきたのだが、今までの中国(杭州)や、オレゴン州ポートランドと比べて、出会う日本人の多さに驚いた。ヒューストンは日系企業も多く、また病院も多くあるので、日本のお医者さん達が留学先に選ぶ場所のようだ。日本人は比較的安全なエリアに住んでいるし、特に子供がいると、評価の良い学校がある地域に住むので、同じようなエリアに日本人が集まってくるのだろう。

我が家も小学生になる息子がいたので、ネットの日本人コミュニティの口コミや、不動産屋さんのオススメを参考にアパートを決めたのだが、驚くことに、アパートには10家族ほど、小学校には20家族ほどの日本人がいたのだ。

日本人との交流

アパートでは、共同スペースがあり、週末にちょっとしたランチが振る舞われたり、クリスマスにはケータリングだか、ディナーパーティーが行われたりした。せっかくだし、と顔を出すと、必ず日本人の家族と会えて、交流を楽しむ事ができた。子供の学校では、放課後校庭で子供達を遊ばせることが出来たので、毎日子供は遊び、ママ達も、まるで日本のように日本語で楽しく会話を楽しんだ。

あぁ、なんて居心地がいいのだろう。今までにはなかった感覚だわ。外国に来てからの様々な悩みを話し、相談する相手がいる。子供も友達を作る事ができる。楽だわ〜。

楽からの脱出

でもね、私は気づいていた。こんなに日本人で固まっているのは側から見たら異様で、特に子供達の学校では、日本人ママ集団に話しかけて来る外国人ママはだれもいないと言うことを。

そんな中で、日本人ママ達に刺激をくれるのは、子供達の存在である。世界各国、子供のパワーは凄いもので、人種なんて関係なく友達を作るし、日本人ママ集団にも、人懐っこくよってきて、「〇〇は僕の友達だよ。同じクラス!」とか、親戚に日本人がいるんだとか。ちょっと知ってる日本語を話してきたりする。日本人の子供達も、まだ英語が分からなくても、日本人以外の友達を作って楽しそうに遊んでいる。

仲良くなってくると、子供達同士が親にプレーデート(学校外で遊ばせる事)をセッティングする様にお願いしてくるので、否応なしに、外国人ママと交流する事になる。正直言って、ろくに通じない英語での交流はしんどい。しかし我が子の為、自分の英語力アップの為と思って、日本人ママは頑張るのだ。

子供達が無邪気な小学生のうちは、これでなんとか海外生活の醍醐味である異文化交流のきっかけを作る事ができる。

オープンな気持ちでいよう

大切な事は、親も子供も、多国籍の人と関わりたいんだというオープンな気持ちでいることだと思う。親が日本人コミュニティの中だけでいいや。と思っていると、子供も同じ様に考えているもので、なかなか多国籍のお友達が出来なかったりするものだ。

私自身は、、というと、全くと言っていいほど日本人コミュニティからは抜け出せずにいた。しかし、自分なりにオープンな心持ちでいる事で、話しかけられたり、プレーデートに誘われたりする様になった。子供が呼ばれたお誕生日会にはなるべく参加し(送迎もあるので、特に低学年のうちは親同伴である) 交流する様に努めた。学校のイベント時にも日本人以外の人と話す様に心がけた。

実り

そんな親子の努力が少しづつ実り、大人しい息子も、2年目には大分英語も上達し、多国籍のお友達もできてきた。私はまだまだ日本人との交流がメインではあるものの、学校で会うと立ち話するお友達も少しはできた。

そんな感じで私のヒューストン生活は始まったのだった。

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