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寂しがるのをやめたとき

昔から特にひとりが好きだったわけではないんです。

むしろ、みんなとワイワイするのが楽しくて、
ましてや、1人旅など、40代後半までしたこともなかったのですが。

あるとき
みんなで居るときにも孤独を感じる時があり、ひとり週末引きこもっていた時期を経て(仕事をしている以外の時限定ですが)明るく振る舞って笑いを取ったり、宴会で盛り上げたり幹事をしたり、そんなことも、ちょっとつまらなくなったりして

そうしたとき、
ひとり旅を体験したのでありました。


孤独なはずのひとり旅が寂しさを癒してくれたのでした。
しょせん人間は孤独なものであり、寂しさを味方につけたら、それは強みにもなるんで。
そうやって、厳しい顔つきに年と共になっていくのだなと思います。それはそれでよし!としよう。


旅に出たときに感じる孤独と寂しさは今でも宝物です。
ポルトガル民族歌謡に通ずる『Saudade(サウダージ)』この国はそんなさまざまな想いを感じさせてくれました。

初めて見る風景に、何を思うのか?
私自身はその気持ちの揺れ動きに、興味があります。

ふるさとのことを思うのか?

こんな風に、どこかに飛んでいってしまいたい、、
と、思うのか?

旅はいつも、ほんとうの自分を、
景色を眺めたり、郷土料理を食べたり、ご当地のお酒を飲んだりしながら、


思い出させてくれるような気がしています。

ポルトガルの旅は、とても素敵でした。
なかなかいい旅だったな。

いつも行ったことの無い国や街に興味がいきがちな私ですが、ポルトガルは又訪れたい国であります。

今度行ったときは、
さて、

私は何を想うのでしょうか?

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